新型コロナウイルスの感染者の増加や、緊急事態宣言によって長期化する自粛。専門家は先の見えない不安が続くことで、ストレスや心の不調を訴える人が増える可能性を指摘する。自粛中、心の健康を保つため、何に気を付ければいいのだろうか。
1点目は、一日のどこかで、自分の好きなことをする時間を短時間でも必ず取り入れること。読書や音楽鑑賞、趣味がなければ天気が良い日に外を散歩し、景色を眺めるだけでもよい。
2点目に、食事と睡眠を大切にすること。大江医師によると、緊張状態にある時は交感神経の働きで寝ない、食べないという状況になりがち。災害時のようにカップ麺などインスタント食品にも頼りがちになる。「野菜を多めにした、健康的な食事をゆっくり食べることを気に掛けてほしい」
3点目は、ニュースに接する時間を制限すること。「特にスマートフォンなどに流れるインターネットのニュースなど、世界中の危機的な状況を見続けることで不安に陥っている人が多い。情報を得ることは大事だが、昼と夜の2回など、見る時間を決めた方がいい」と話す。
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