今年も、先月と今月の2か月にわたるベーシックコースを終了できました
遠方より、大阪まで、御足労いただいた、受講生の皆様、お疲れ様でした
また、オブザーバーのksiメンバーの皆様、特別講師の村岡・下田両先生有難うございました。
引き続き、東京会場もお願いいたします^^。
今回の受講生の方々は、世代交代ともいうべき若い方々のコースでした。{こちらが、年を取ったということでしょう^^}
ワックスアップのチェックとスプルーイングの解説!ここも重要です。
いよいよ埋没!!重要なポイントが盛りだくさん!!
これは、最終埋没後、焼成ファーネスに入れる前準備ですね・・・
ksiでは、リングの角を、トリーマーにて丸めます。外埋没にて表面張力でそりあがった部分の除去です。
よって、焼成中のリングの、゛クラック防止”のために行います。もう一度言いますね^^“クラック防止”のためですね^^。
この手法は、ksiでお伝えしてきた、テクニックで、ファーネスや鋳造機も汚れず、一石二鳥のテクニックです。
ところがある雑誌で、九州の若い技工士さん{ksiの受講生ではありません}の投稿だったと思いますが、同じようにトリミングされた鋳型の写真が掲載されて
いて、“通気性向上のため!”と書かれていました。そして参考文献の欄に以前、連載した私の名前が羅列されていました。・・・4っつも^^。
偏析がリスクとなりますが、劣化金属を押湯に残しキャストできる、遠心鋳造にせよ、圧が強く、鋳込み不足の少ない利点とは逆に酸化膜や不純物をそのまま、母体に
混入するリスクとなる加圧鋳造にせよ、角を丸めて、通気性など上がりませんので・・・あしからず!!
多分、私が6・7年前に一度だけ、製作工程を掲載した時の写真を見て、“マネ”をされたと思いますが、元来、学術誌というものには、得た技術を、習得し、何年もかけて実践し、
それらを、自身のデーターとして、何度も考察し、確立した時点で、業界活性のために、紙面にて公開するものです。
特に、デンチャーのセクションは、欠損補綴の代名詞ともいえる補綴装置を立体化する、換言すればその臨床キャリアから、模型では解らない多くのエビデンスを集約して、
構築するものですので、あまり簡単には考えないでくださいね^^。若くして、背伸びをして、“僕は、こんなに背が高いんです~^^!”って、やっていても、なんらかの拍子に
”かかと”ついた瞬間に“あれ!君はこんなに背が低かったの??”って皆様から瞬きされますよ^^。小手先は、プロが見ればすぐわかるものです^^。
話は元に戻ります・・・・・
焼成スケジュールの解説と、なぜそこがポイントなのかを、話しています。{左の銀縁メガネは、坂本主任^^}
ファーネスにセットしたら鋳造が出来るまで、小山支部長、瀬田専務、 下田がレクチャーを行いました。
ファーネスが上がるまでの間、恒例の研修会場で懇親会。
鋳造タイム!!!皆さん無事に鋳造が終わり、初日は終了!!
研修最終日は掘り出しからです!
今回の、山田さんは、ピンク{瀬田仕様}のコーディネイトです・・・基本おしゃれですね^^
メガネ四天王・・・今回は、黒縁メガネの方が多いです。
適合・ポリッシュのデモです。{特に適合は、ksiの勘所です^^}
白水貿易・中山社長から毎回ですが、アイスキャンディの差し入れです。ありがとうございます^^
いつもながら、歯科界を長きにわたり生きてこられた、中山社長のお話には、リスペクトです。
高速レーズによる艶出しです
最後に、小山専務よりksi関西支部勉強会のお知らせです。非常に敏速なフットワークの持ち主ですので、西日本の相談は、小山専務に・・・^^。
引き続き、下田会長よりご挨拶です。この後、司会の山下副会長からも、案内がございました
今回の、大阪ベーシックの受講生様、全員がこの場で、゛ksi入会”となりました。・・・・さすが、会長・副会長・これからも名コンビでお願いいたしますね^^・・感動しました
最後にもう一つ感動が待っておりました。徳島の中原さんより少し恥ずかしいですが、サインをお願いされました。
なんと、私の今までの、論文をファイルして持ってこられていました。こういった若きテクニシャンが、次世代を担うのですね^^。
新しいメンバーが7名{受講生全員}KSIに入会してくれました。
これから、よろしくおねがいしますね。 (下田)