2018年10月5日(金)〜7日(日)にパシフィコ横浜にて
第8回日本国際歯科大会&ワールドデンタルショー2018が開催されました。
KSIから奥森健史主幹、小山邦宏会長、が国際歯科大会にて登壇されました。
そしてワールドデンタルショー、デンタリードブースにて
西原徹理事が講演されました。
今回の会場、パシフィコ横浜前にて中四国、黒島支部長をパチリ📷
いい笑顔にいい天気です。
10月にしては気温も上がり暑かったです。
そして今回の主役の御三方にも一枚!!!
先ずはデンタリードブースにて西原理事による、
機能させるプロビジョナルデンチャー、講演のスタートです!
プロビジョナルの概念、重要性、普段臨床時の流れなどわかりやすく説明してくださいました。
ブロックアウトやワックスアップのデモまでありとても勉強になりました。この日はここまでとなり明日に続く形となります。
白水貿易ブースにて奥森主幹による、機能させるデンチャーワークの勘所と題しまして、臨床時のテクニックや修理時のリカバリーやテクニックなど、次の一手としてご紹介頂きました。
動揺歯に対するアプローチで、デンチャーによって動揺を止めるなど。皆さん熱心に講義に集中されていました。
そして日本国際歯科大会へ、小山会長の登壇です。
超高齢社会の義歯治療のテーマにて最初の講演者として始りました。
機能するパーシャルデンチャーに必要な要素とその着目点、と題しまして講演されました。長期にわたり機能させる為には欠損の状態把握、上下の対合関係、鉤歯の評価など、含めたおぼろげなイメージしトップダウンとして、落とし込んでいく。サベイドクラウンとパーシャルデンチャーの連携の重要性など、臨床例を通して講演されました。座長の佐藤裕二先生もとても関心されておりました。
最後に講演者の皆さんで写真撮影です。
前回、第7回の国際歯科大会にて奥森主幹の、『study group KSIより次回この横浜で、登壇する方が出てくることを願ってやみません。』との思いに小山会長が繋いでいただきました。会員としてとても誇らしく思っております。
夜になり、横浜といえば中華街へ!
デンタリード様主催、K.S.I.Nightとして企画して頂きました。デンタリードの皆様大変ありがとうございました。森下様もお出迎え有難うございました。
奥森主幹、講演者の先生方とお食事終わってからという事で、一先ず藤野専務の乾杯にてスタートです!
少し遅れて、我らが奥森主幹も到着!
改めて奥森主幹よりご挨拶いただき、皆さん揃って乾杯です!!
カンパーーーーイ!!!
すると何やら、、、
USAならぬK.S.Iダンス!!
これには会場もかなり盛り上がりました!!!流石です!
そしてここで先月の岩手ベーシックにて、KSIへ新たに入られた仲間の皆様方にも一言頂きました。先ずは藤原拓郎様です。
続いて、久保田直人様です。
そして藤原東北支部長の奥様でもあります。藤原美由紀様です。
皆様共にエフケーデンタル様の社員であります。こうして仲間が増える事は、とても励みになりますね。皆様で一緒にKSIを盛り上げていきましょう!
平位支部長、足立理事 こちらも盛り上げてくださいました。決まっています。
自分的には一番気に入っている写真です。( ◠‿◠ )
坂本様、森下様、伊奈様、たくさん盛り上げて頂きまして、誠にありがとうございました。
宴もたけなわとなり、最後は鈴木副会長に締めて頂きました。
10月7日(日) 2日目
2日目最初は、デンタリードブースにて西原理事による機能させるプロビジョナルデンチャー、昨日からの続きです。ワックスアップを仕上げていきました。中原理事も見守っております。
デモが始まるとかなりの人の多さでした。関心度の高さがとても伝わってきます。あっという間にプロビジョナルのワックスアップを、仕上げてしまいました!
ブースセッション終了後、熱心に質問される拝聴者の方々に丁寧に
答える西原理事。
そしてなんと聴講された方の中で、欲しい方ジャンケン勝者にワックスアップ模型をプレゼントされました。しっかりブログにアップさせていただきましたよ!
続いては白水貿易ブースにて小山会長によります。機能させるデンチャーワークの勘所として、昨日の奥森主幹に続く形で、様々な勘所をお話しされました。
こちらもやはり関心度の高さが伺えます。それから昨日の国際大会で小山会長が講演されておりました、内容なども盛り込まれとても贅沢な講演となりました。
そして奥森主幹の講義が始まります。会場の席はすでに満席となり、立ち見の方もおられました。
今回はチームで取り組むデンチャーワーク、座長は佐藤幸司先生です。
欠損補綴の目的から考える〜機能させるパーシャルデンチャー・オーバーデンチャー〜と題しまして、最初に松川敏久先生から欠損補綴に対して取り組むチェアサイドからのポイントをご講演いただきました。欠損に対し補綴ユニットを口腔内でどう機能させるか、さらに歯列との一体化させ、欠損補綴後のリスクも考察し、リスクに対しての次の一手を考える。それらをチェアサイド、ラボサイドにおいて同じ意識で取り組んでいくことの重要性をおっしゃっておられました。
続いて奥森主幹に繋がれご登壇されました。松川先生同様に欠損歯列に対してどう読むか、KSIメソッドである歯列弓の保全、生理的機能の回復、残存組織の保全、審美性の改善、チェアサイドとコミニュケーションをとって同じ意識で取り組む重要性。それらの考察によって、見えない力のコントロールに対して機能する、パーシャルデンチャーのデザインに繋がっていく。そしてインプラントに対するオーバーデンチャーの力のコントロールの重要性も講演されました。
チェアサイド、ラボサイド、双方が同じ意識を目的とすることで、長期予後ケースに繋がり。動揺歯に対し取り囲みによって動揺を止め、長期に渡って機能したケースや、オベイドデンチャーによる長期予後で審美的にも阻害しなかったケースなども紹介されました。
松川先生、奥森主幹のとても素晴らしいコラボレーション講演となりました。
座長の佐藤幸司先生も長期に渡る予後のケースには、とても感銘を受けておられました。最後に松川先生と奥森主幹の臨床時の動画も流れ、とてもお二人の仲の良さが垣間見れるとおっしゃられておりました。
最後に奥森主幹、小山会長を、会の皆でお見送りしました。
この二日間とても勉強になると共に、皆様と大変有意義な時間を過ごさせていただきました。
そしてこのような大きな歯科大会のブログアップという大役を、任せていただきました藤野専務、色々とご協力していただきました黒島支部長、平位支部長、そして会員の皆様方、心より感謝申し上げます。
レポート 佐野