10日ほど前から、母が、まともに会話ができなくなりました。
(例えば「山田さん。今日も暑いですね」が、「・・田中、違う、えーと・・山・下さん。何言おうとしてたっけ」等)
言いたい事と口から出る言葉がちぐはぐで、会話になりません。
あれこれ原因を探ってみました。
☆(癌治療で)定期的に病院にかかり検査しているので、「脳梗塞」(のうこうそく)ではなさそう。
☆「脳内出血」なら、とっくに倒れて病院送りだろうから、これも多分違う。
会話ができないだけで、心身共に元気な母。
本人も周囲の判断も「もう77だし、歳のせい」という結論に。
聖書には「隠れているもので、あらわにならぬものはなく、秘密にされているもので、知られず、また現れないものはありません」(ルカの福音書 8:17)と書かれてるので、こう祈りました。
「全てを知っておられるイエス様、隠されている事柄を明らかにしてください」。
祈りは2日後位にかなえられました。
夕方に「電話したら、会話がちぐはぐ過ぎで心配だから、様子を見に来た」と、母の友人が家に来たのです。
その時、急に「何かわからないけど、やっぱりおかしい!」と、強い思いがこみ上げ、翌日の朝4時に「今日、すぐ病院に連れて行こう!」と決心しました。
病院からは「末期癌だから、何かあればいつでも電話OKです」と言われています。
朝5時に電話し、朝一番で受診できるように段取りをつけました。
そして「おおげさな」とムッとしている母を引っ張って病院へ
。
即CTにMRIと検査のフルコース。
その結果、脳に転移したガン(←母は癌が全身に転移しています)が大きくなり、脳を圧迫して「講語障害」で会話がおかしくなっていたことがわかりました。
母の通院は3週間ごとで、本来は6日後に来院の予定でしたが、
「日数が経って、更に脳の癌が大きくなってたら、卒倒したり、麻痺(マヒ)が出たけど処置不可能。という可能性もあった」そうで、「すぐに連れてきて良かったですよ~」と、先生からほめられましたが・・。
スリリング過ぎて、喜ぶ前に心臓に悪いような・・
でもイエス様、本当に感謝します・・ hiromi