山と草花と麺三昧【博多発 森の熊さん】

日々の山歩きと出会う雑草や花と庭いじりとかとかなんでもありで、とても麺好きな博多の熊さんが綴る淡々とした日記です。

丸星中華そばセンター@久留米市高野 国道3号線の懐かしの一杯のラーメンは健在か?

2012年05月03日 15時32分46秒 | 【必見】くま的麺奇行

幼き時代から慣れ親しんできた『丸星中華そばセンター』!久しぶりの食麺にお立寄りです。
かれこれ5ヶ月ぶり!?かな~!!

部屋を掃除していると、昔懐かしいタオルが出てきました。
何時戴いた物がチト定かではないのですが、随分頻繁に通っていた時代にオーナーから頂戴
したタオルです。

『受賞記念 嘱託警察犬カール号 丸星ラーメン』の染め抜きがあるタオルです。

警察犬の九州大会で連続優勝して時のものだったと思います。
カール号と言えば、ドラマであった「警察犬カール」が有名ですが、こちらは本物!!
確か福岡県と佐賀県の境にある背振山系内で起きた事件の際に、出動して臭気で犯人を特定
し、最高裁で初めて警察犬(臭気犬)の識別結果が証拠として採用され、刑事訴訟法判例に
残ったんだった記憶しています。
確か、記憶では、裏のポールに白い旗が上がると「警察犬出動中」の合図だったような・・・

※チト記憶が曖昧ではありますが・・・

店内にも、嘱託警察犬の案内や歌が複数貼ってありますよ。
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俺の警察犬(とも)の1番の歌詞です。3番まであります

 背振山(せぶり)降ろしが 身にしみる
 俺とカールの 行くところ
 今日はいずこの 現場やら 
 捜す苦労や 辛さより
 助け待つ身の 哀しさ思う
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

他にも、壁一面に「警察犬(おれ)は匂いの捜査官」や「丸星小唄」等々もあります。
カセットテープやCDも販売されていますから、お好きな方は購入されては如何でしょう!!


【まずは一見!本日のメイン麺です】

国道3号線沿い、筑後川に架かる「久留米大橋」の北、鳥栖寄りに600m程行った
ところにあります。昭和33年からあるこの24時間のラーメン店は、昔は、いつ行って
もトラックの運転手さんやらで大賑わいだったのを覚えています。

 
【お店の外観】
昔ながらの如何にも古い木造小屋風の変わらぬ風情のお店です。
駐車場も国道を挟んだ向かいにもあり、かなりの車が駐車できます。

※※※※※※
※※※※※※
【店内の風景】
※『従業員との衝突!!お客様同士のトラブル!を避けるため店内の撮影を禁止します』
との注意書きがありますので、店内の風景は控えさせていただきます。

決して清潔!とは言えませんが、長年ラーメン一筋感のある店内で、土間の上にテーブル
が並べられていて、質素なのか粗末なのかはっきりとはしませんが、そんな感じの店内
です。
入って右に、今は未使用?のテーブル席とカウンター、左に食券機とおでんがあります。
店内には15卓ほどの4人掛けテーブルとカウンターが2席あります。
従業員の方々は、既にかなりのご高齢のおばちゃんたちが4名?程で対応されています。
活気があるのやらないのやら、かなり疑問が残りますが・・・
今日は、おじちゃんがいませんから、時間かかりそうな感じです。

●昔の事で恐縮ですが、まだ中高生の時代だったでしょうか、かれこれ30~40年位前
 になりますかね、最盛期の時期になるかとは思いますが、入ってすぐ左の今も厨房がある
 あたりには、なんと自動で麺を茹でる機械が設置されていました。
 かなり大がかりなステンレス製の装置で5m×3mくらいはあったのを今も鮮明に記憶し
 ています。
 チェーンにザルが4~50個ぶら下がって、熱湯の中をゆっくりと進み、麺を茹でると
 いった装置です。よほど忙しかったんでしょうね。
 気が付けば、いつの間にかなくなっていましたけどね!?


●また、入って左奥、今は、柱に囲まれたたテーブルが3卓置いてある別室のようなところ
 には、大量の大きな甕(かめ)が置いてあって、自家製の紅生姜を作っている風景があり
 ました。
 今は懐かしい思い出です。



【おしながき】
ラーメン380円、替メン100円、めし100円、焼ブタ250円、いなり160円、おでん90円、
アイスクリーム120円、ゆで玉子50円、おみやげラーメン350円

食券機でラーメン券(380円)と替メン(100円)なりを購入します。
おばちゃんに、渡そうとすると、席に座って待っててください。
と前回と変わらぬ対応状況、暫し待つと隣に座ったご家族と共に、食券をひとまずは
持っていってくれました。

と同時に、替メンの注文が同時進行されてしまいます。

「先に注文しとかんと、遅そうなるけんね!!」
と言って去って行きました・・・


【ラーメン(380円)】
しばらくすると、薄っすら脂の浮いた薄い白系のスープにチャーシュー一枚、
青ねぎ少々、海苔のったシンプルな、見るからにあっさり豚骨ラーメンといった
風貌でメラミン製の丼に入ってご出座です。
獣臭は軽く感じる程度です。

まずは、一麺!!

豚骨をぐらぐらと煮たぎる寸胴に惜しげも無く追加し、押し込み、骨随まで打ち砕く豚骨風味
のある白色のスープにが、ストレートの中麺に良く絡んで口中に麺と共に運ばれ、鼻腔をくす
ぐる香ばしさと相まって、一気にそのあっさり感の豚骨ラーメンの良さを堪能できます。
ここで、おもむろにスープを一口いただきます。
やっぱ、少し塩分多めかな~『フンドウキン製特製丸星醤油』のなせる技なのでしょうか!
数年前より少しは良くなったとは言え、塩分チト多めなのは否めません。
しかしながら、あまり豚骨は・・・と思われる女性にも十分楽しめるあっさりした豚骨スープ
であることには問題内ところです。
まあチャーシューと海苔と青ネギは、値段からしておまけ程度と思ってください。
しっかりといただき終わる頃替麺の到着です。



【替メン(100円)】
食麺後、骨随が残らないように、スープをまぜまぜしっかりと飲み干します。

クマ的に思うに、久留米ラーメンとしては十分なのですが、おばちゃんのかなり大雑把な態度
と、古き店内の雰囲気に馴染めない方も多くおられると思いますが、これはこれとして大様に
受け止めて食麺せんと無理なお店ですよね。


今日も、御御馳走様でした。


【テーブルセット・クマセット】
白胡椒、紅しょうが、沢庵、味塩がおいてあります。

※紅しょうがは、今でも自家製なのかな~
 辛みも少なく、口当たりもそこそこで(★★★☆☆)です。



●場所は ココ です

在り処:福岡県久留米市高野2-7-27
連絡先:0942-33-6440
営み中:24時間営業
休息日:第2、第4木曜
駐車場:あり
コソコソ話:丼の内側に書かれた「祈 安全運転」は良かですね~

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