左利きでいいじゃない!!kumicco

海辺の町で暮らすシンガーソングライターのブログ

娘のゆく道

2010-05-07 22:53:50 | インポート
某検索会社の最終面接を受け 内定の連絡なのか 違うのかわけわからない連絡があった後
たぶん決まったかなあ~~~と半信半疑で親子ともども悶々としておりました。

その結果 今日の会社訪問にて 内々定したと娘から連絡
わお~~~~おめでとう!!

っていったけど むすめ あまり嬉しそうではなかった
ど し  た????

どうもいろいろ複雑な気持ちでいるみたいだった。
良かったじゃない  晴れて デザイナーという肩書きがもらえる
それが きっとプレッシャーになってたとしても
やっていく中で  経験していく中でそれらしくなるもんだよ

美大受験に必死だったあなたなら 少々の苦難ぐらい
大丈夫だよ

お母さん そう信じてる

おめでとう!!!
やったね!!

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

小さい時迷子になった

2010-05-07 05:26:18 | インポート
たぶん4歳ぐらいの頃

母はとてもおしゃれな人で まだミカンの値が良かったのか
よく 美容院に行って小奇麗にしていた

ある日 私は母について美容院にいった
家から 歩いて大人でも30分かかる所だった

母は私を 美容院の近くの駄菓子屋さんに連れて行ってくれた

「そこの建物が美容院だから 好きな物をかったらおいで」
といって先に美容院に行った
きっと私が待ちくたびれてしまうのを気にしてお菓子でも与えておこうと思っての事だろう

私は言われたとおり お菓子を選んで 母に教えられた建物にむかって歩いた
そんなに遠くじゃなかった
だって駄菓子やの所から 見えたんだから

灰色のコンクリートの建物 ・・・・・
何度いっても ない  ない  ない

小さな私は何度も何度も行ったりきたりしたけど
どうしてもそこへたどり着けなかった

そのあと どうしていたのか覚えていない  
ただ  もう夕方になった海岸の道を 泣きながらとぼとぼ歩いていると
畑仕事をしていた おばさんが 私に気付いて

「くみこちゃんじゃない!! どうしたん?」
って 声をかけてくれて 家まで送ってくれた。

家族はきっと とても心配してあちこちさがしていたと思う
でもだれも 怒らなかった

夕暮れの景色 海の向こうに見える山
赤く染まった夕空の下を
私はとぼとぼ歩いていた


コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする