左利きでいいじゃない!!kumicco

海辺の町で暮らすシンガーソングライターのブログ

宗教嫌いが宗教に助けられた私の人生

2015-01-06 17:41:48 | インポート

いっちゃんと結婚して 喧嘩ばかりしていた。

喧嘩の内容は お家の宗教だった。

彼のお家は 熱狂的にある宗教を信心していて 私はまだ生意気な娘で

義理母は 信心をしない私を

とてもひどく嫌っていたのだと思う。 

心から大事にしているものを 「宗教は自由だから」と私も言ってしまったからなおさらだった。

いっちゃんも 間に入ってくれてそうで でも気が強い義理母にはそう強いことはいえなかった。

私はその頃 なんでこんな人と一緒になったんだろう・・・・・ってよく思った。


それから 何年かたって 下の娘を出産。

そのあと 私の母が突然倒れた。 平和な私の実家の生活が一変する。

いっちゃんのお父さんも癌で入退院を繰り返し 

私は  会社勤めのいっちゃんを名古屋に残し 入院中の母に付き添う父のいない

実家で祖母と暮らし始めた。

三人姉妹の私たち娘たちが交代で 島に帰る生活が続いた。

いろいろつらいことが重なって 精神的にまいっていた。

そんな時に 里帰りして 義理父 母と一緒にその教会へいった。

そのときお会いした その教会のえらい方が私を見て

「お父さんとお母さんは元気か?」とおっしゃった。

いっちゃんが
「今倒れて入院しています」
先生
「そうか・・・・ 帰って、よくしてあげなさい」
とひと言

それから 両親の態度が変わった。
それまで 私が実家に帰るのを しぶしぶ行かせてくれていたけれど
「はよいってあげなさい! まっとられるから・・・・」

といってくれるようになったのです。

その先生にはたぶん霊能力があったのだと思います。

もう亡くなられましたが、その先生を慕って たくさんの人が教会に行かれていたようです。

ということで その先生にはとても感謝しているのです。

それからは そんなに宗教のことを言われることもなくなったし

遠く離れていたので 初めの頃のようには 干渉されることも無くなった。


人生って いろんなことがあって あの頃が一番つらかった。

でも あれ以上のことは それからはない。うん あったかもしれないけれど

私も強くなったんじゃないかな。


結婚って あんまり早く別れたりしないほうがいい。

きっと 意味があって一緒になるんだとおもうよ



コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 明けました!2015年 | トップ | 歌の練習をするなということか »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

インポート」カテゴリの最新記事