どうしていいかわからないんだ

カナシクテナラナイ

ソンナ イチニチガ オワル

ソンナ　ソンナ　　イチニチガ　　オワル

オワッテ　ソシテ　　　アナタガ　イナイコトヲ　　シルンダネ


エガオガ　モウ　ミレナイノヲ　　シルンダネ

イイヒトダッタ

イイヒトスギテ　ワタシハ　ウケトメラレナインダ

団地の五階のあの子

愛知県春日井市という街にまだ上の娘が３才になるかならないか・・・
北九州から転勤で引っ越しをした。

車でどんどん山に向かって道路が続き　大きな団地があらわれた。
四角い建物が山を埋めつくすように　たくさん建っていた。
整然と並んでいるけど　お店があるわけどもなく　ちょっとだけ　大変なところに来てしまったなと
思った。
その団地の一番山の手
それも２０メートルぐらい坂道があって　その５階
子育てには　結構つらいものがあった。

夏になると　５階はコンクリートの照り返しがすごくて　夜でも焼けたように暑かった。
その頃のことは　またの機会に


でも　今突然思い出したんだ

住んでいた所は１階が広場になっていて　自転車やベビーカーを置いていた。
何年かたったころ　同じ階にカタギの方らしい人が引っ越してきた。
そのお家には小学生の男の子がいた。
その家族が引っ越してきてから　　一階の広場の植木のところにティッシュが捨てられるようになった。
それで　みんなが　その家の男の子の仕業だと言っていた。

ある日　私の娘達と　それから　マキちゃんの姉妹とで　家の前の通路の壁にクレヨンで絵をかいて
しまっていた。　あわてて　マキちゃんのお母さんと　その落書きを消してまわった。

　その男の子のお家の壁にも落書きしていたのでお家の人に謝まりに行った。
そして　出てきたのがやっぱり少し怖そうな人だった。
そのあと　そのおじさんは永遠と怒り続け　私はひたすら泣きながら謝った。

そのあと

なぜか　その怖いおじさんの家の男の子と娘達は仲良くなって
男の子のお父さんとお母さんが出ていくと　私の家に遊びに来るようになった。
彼は一人きりで家にいる方が多かった。　男の子なのに騒ぐわけでもなく玄関の近くに座って
三人で楽しそうに遊んでいたなあ～～
ときどき　夕食の時間と重なって、わが家で一緒にご飯を食べた。
とても　手先が器用で折り紙を使って何か作ったりするのが上手だった。

それから　それから　数か月後　私たち家族は私が偶然見つけた古民家に引っ越すことになった。
引っ越しの前の日　　その男の子がきて　娘二人に　素敵な箱を作って届けてくれたのでした。
　娘達もうれしそうだった。

あの子がベランダから
ティッシュを投げていたのは　きっとひとりぼっちて寂しかったからなんだろうな・・・と
後になって思ったのでした。

それからの彼のことは何も知らない。
だけど　今もまだあの子が作ってくれた折り紙の箱を下の娘は大事に持っている。

やさしい男の子だったな。

人間ってややこしい動物である

単純な性格で生まれてきたから　人のもめごとに真摯に立ち向かえない。
なんで　そんなに恨んだり　ねたんだりするんだろう

なんで　すぐ　そんなふうに悪口をいうんだろう
私は神様ではないから　ときどき愚痴をいいたくなる

みてみぬふり　聞いてるふり

そして　すべてが　それでは空回りばっかりで

あ～～～～いやなんだ
私は嫌いなんだ
せっかくこの世に生まれてきて
あんなに　空がきれいで　時には泣きたくなるほどいとおしくて

どうして　人間は人間に興味を持ちすぎて　見つめ合いすぎて
つかれてしまうんだろう

あんなに　雨の粒はきれいで　それと同じくらい人の涙もきれいで
あんなに　風はやさしいのに

ぞ～～～さんが聞こえる

今年の春　お隣に引っ越してきたお家には
カワイイ小さい子供がふたりいて

ちょうど　我が家の夕食時に　どうやらその二人がお風呂に入る時間のようで

ちょっと高いかわいい声が聞こえてきます。
お母さんと　入っているのかな？

みんなで　しりとりをしていたり　お話していたり
それは　それは　楽しい　愛情いっぱいの声です。

今日は
ちょっと離れたこのパソコンのある場所からも楽しそうな声が聞こえてきた。


ぞお～～～さん　ぞお～～さん　お鼻が長いのねえ～～～

でも　そのあとがなくて　そのフレーズが何度も聞こえてくる。

いいなあ～～　小さな子供の歌声

まるで天使の声です。

ないしょ！！　だけど　今あの声がとても好きです。

勝手に　幸せになってます。

また歌ってね

長靴

娘の膝まである長めの長靴
あれはとてもじゃまだ。
あ～～んなに長かったら置き場所に困るじゃないか・・
それで
私は考えた

　私も買いました。
短めの赤いチェック柄の長靴

今日は朝は曇り空
あいにく仕事に行こうとしたら
雨が降ってきた。

きょうは　雨がいやだなあ～～なんて思わなかった
そして　買ったばかりの長靴を履いて出発！！

思った以上の　履き心地

楽しくなって　水たまりを見つけては　ビシャ！！ポシャポシャ！！

長靴をはくと　雨ふりが楽しい時間に変わるんだね