れんちゃんに
きのうは摩耶山に行ってきたよ。マヤーとは3週間ぶり。去年とおなじだね。
「マヤー！」と呼びかけると、お父さんの口まねをして「まやー」と答えてくれるのがうれしい。かわいいね。
抗がん剤の量を減らしてもらったせいかな。朝、早起きできた。土日のうちどちらかは、一日寝て過ごす必要があったのに、いまは副作用の倦怠感もそんなにひどくない。
平日も、出勤までギリギリまで寝ていたから、入浴も二日に一日のペースだった。いまは毎日お風呂に入っている。そこまで体力は回復した。
去年の秋、がんの告知を受けるまでの私は、のんきだった。当時の私の不安といえば、マヤーがいなくなったら、どんなふうに生きていったらいいのか、ようするにエゴイスティックななやみでしかなかった。
精密検査を受けていなければ、がんの発見は遅れ、マヤーより先にこの世を去っていただろう。猫よりはかない人間のいのち。いつ死ぬともわからない人生を生きてきながら、そんな単純なことさえ忘れていた。
がんには再発のリスクもある。今年5、6際のマヤーと私、どちらがながいきできるだろう？
私はマヤーに長生きしてほしい。これからも登山者のみなさんに愛されて、寿命を全うしてほしい。もし人生の残り時間を譲渡できるなら、私の分はすべてマヤーに渡したい.
その願いがかなわないのなら、せめてマヤーと過ごす一日、一日を大切にしたい。長女のれんお姉ちゃんのかわりに、だめなお父さんに付き合ってくれる五十鈴家三女かれんちゃんの日々とともに。
一年前の記事にリンク。
摩耶山Diary47th 山猫マヤーとガールズトークごきげんよう…！ れんです…！今日も父のブログをご覧ぃただき、ぁりがとうございます…！2月11日も摩耶山に登りに行きます…！今日は阪急電鉄のちいかわコラボ列車に乗れました…！......
