「文学少女の三題噺」、今日はパロディです。
12:32
文学少女「くろまっくくん、今日のお題は『柿』『バイク』『五臓六腑』よ!」 http://t.co/rdDdWtAj
絵:柿の種ちゃん提供「猿と蟹の帝国主義戦争によって犠牲になった私たちの祖先」
「血債は必ず同一物で返済されねばならないのだわ。猿、あなたは逃げた。利息は高くついてよ」
復讐に燃える柿の種ちゃんは、さわやかな笑顔で言いました。
「私たち柿は猿と蟹の帝国主義戦争の犠牲者よ。蟹はバイクで車裂きにしてやった。あなたには五臓六腑をぶちまけて死んでもらうわ!」
2013/01/31 Thu 12:45 From web
清水義範氏が司馬遼太郎の文体を模倣して書いた「猿蟹の賦」は傑作でしたね。私は侵略され収奪される柿の立場からみた「猿蟹合戦」に仕立てました。でも、柿の種がバイクって。
>五臓六腑
単純に意味を転倒させただけで見るみる活きていて良いなあと思いました。
>清水義範
そういえば。有名作家の文体模倣が面白くて一世風靡しました。
>三題噺
今回のように瞬時に読んでわかるっていうのが真骨長ですね!
ではでは。
「猿蟹の賦」を収録した『蕎麦ときしめん』は講談社1986 刊行だそうで、かなり昔の作品なのですね。。
何でかはわかりませんが、1988年の『永遠のジャック&ベティ』を、この本より先に、しかもハードカバーで読んだ記憶があります。そんなお金も、関心があったわけでもなく、誰かにプレゼントされたのかな? ベティと念願の再会を果たしても、「This is a pen」からやり直さねばならない、中年になったジャックの哀切さが、今も印象に残っています。