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在日米軍が萌え漫画とは……。タイトルは『わたしたちの同盟 永続的パートナーシップ』だそうです。
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日米同盟の意義、マンガで学んで 在日米軍が作成
日経新聞 2010/8/3 9:52
在日米軍は日米安全保障条約改定から50年を記念し、同盟の意義を日本の子供に説明する漫画を作成した。登場人物はアライアンス(同盟)を連想させる日本人の女の子「新居あんず」と、USAをローマ字読みした米国人の少年の「うさクン」。あんずちゃんの家にうさクンが居候する物語だ。
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まあ、キャラデザは行政がマンガを作ると、こうなるという典型例かな(マンガでありさえすればいいのです)。しかしUSA=うさクンはまだしも、アライアンス=新居あんずはわかりにくい。
記事の続き。
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うさクンは家の中をどたばた歩き回るが、台所で日本近隣の潜在的脅威を暗示したゴキブリを退治。「あんずはボクに似てるからほっとけないんだ」とも語り、民主主義など価値観の共有が同盟の根底にあることをにじませた。若い世代に日米同盟の意義を分かりやすく解説する試みだ。
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あんずちゃんも、ゴキブリくらい自衛力で何とか撃退しなさい。「潜在的脅威」を害虫呼ばわりするその知性・品性のほどは疑われるけれど、「脅威」はゴキブリ程度のものにすぎないともいえる。うさクンが世界中で世界中で汚いことをしまくり、食べ散らかすは、ゴミもうんちもそのままで、後片付けもできない子だから、「ゴキブリ」が増えるんだよね。もちろん、「後片付け」=戦後処理ができていないのは、あんずも同罪である。
純粋にマンガとして見た場合、「男の子が女の子を守る」という設定は、旧式で時代遅れのような気がする。日本の子供たち(大きなお友達含む)がターゲットなら、プリキュアみたいな戦闘美少女系のほうがよかったかもね。ダメで無力で弱い男の子を守ってくれるとっても強い女の子。「あはははは! 圭一君はレナが守ってあげるよ」の鉈女的なんかいいんじゃない?
2話以降は、恋のライバルも必要だね。もちろん対抗馬は九条まもるクン! とってもピースでエコでピュアなツンデレ眼鏡男子だよ。初めは反目し合うけれど、「もう野党だけじゃがまんできないんだ!」と愛し合うようになるんだよ。うさクン×まもるのBLでわかるHIPな日米同盟、『俺たちの絆 永続的主従関係』なんかも提案しておくよ。
最後はマジレス。かわいいうさ耳ショタくんが、「どたばた歩き回る」程度のことなら、沖縄の人達はこんなに怒ったりしていないよ。やはり米軍兵士たちによる事件・事故などが相次ぎ、危険や騒音と隣り合わせだからだ。担当者はこれを見て反省するように。
☆騒音アーミー
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漫画は4日から在日米軍のホームページ(http://www.usfj.mil/Manga)で公開。年内に3つの続編を順次、公開する予定だ。
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だそうです。まだ本編は公開されていないようだ。