新・私に続きを記させて(くろまっくのブログ)

ハイキングに里山再生、れんちゃんとお父さんの日々。

池田まち歩き 初夏の五月山へ

2022年06月10日 | おでかけ

 

きょうは逸翁美術館の『蕪村 時間の旅』の後期展を見に、また池田に来たよ。

先にお昼を済まそうか。

元治元年創業の大阪うどんの老舗「吾妻」さんだよ。

 

やはり出汁を味わうのなら温かいうどんかなあと思ったけれど、暑くなってきたねー。

山菜冷やしおろしうどんにしちゃった。

うん! これだ、これ。このふなふなした食感! これが大阪うどんだよ。

さぬきうどんもいいけれど、「ぐでたま」みたいにくたっとした大阪うどんも、

お出汁がよく絡んでおいしいね。

このお店のかやくご飯も、香ばしくて好きだな。

香の物もしっかり漬かっている。

久しぶりにしっかり食べちゃった。

じゃ、歩いてカロリー消費しよう。

お店にポスターが貼ってあったけれど、池田にも大衆演劇の小屋があったんだねえ。

呉服座だって。

これは大衆演劇好きのお姉さん方と共有しなければ。

ぴろん。

ん? お父さんがLINEするの、変?

ぴろん。

さすがだねー。来たことあるって。

あの人たち、北は北海道から南は沖縄まで、

追っかけで全国回っているからなあ。

こないだ寄った落語ミュージアムの隣に、歴史ありそうな建物があるねえ。

「京都紅屋呉服店」だって。今は店じまいしているようだけれど……。

「京に田舎あり」ならぬ「田舎に京」ありだね。

田舎は失礼? 

「池田の牛ほめ」「池田の猪買い」「鬼の面」、

上方落語に出てくる池田って、

お金持ちのおじさんがいて、猪が捕れる自然を満喫できて、少女の足で日帰りで行ける距離なんだ。

大坂の人には、実家のような場所だったんじゃないかな。

おや? 

何か見つけた?

 

おや、ビリケンだ。

看板があるぞ? なになに?

をもたらす“ビリケンさん”

通天閣でおなじみの“ビリケンさん”は、池田市出身で繊維商社(株)田村駒の創業者・初代田村駒治郎さんが商標登録を行ったもの」

なんだって。

そうだったのかあ。田村駒がビリケンの商号を持っているのか。

足の裏もたくさんなでられて、だいぶ凹んでいるねー。

ん? 美術館の前に行きたいところがある?

 

久々に山登りしたよー。

えっ、標高315mの池田山で「山登り」なんていわないでほしい?

五月山動物公園に来たかったのか。

エミュー、元気に歩き回っていたね。

イライラしているのかも、って?

なるほど。3月まで閉園していて、ゴールデンウィーク以降、急にお客さんが増えたからなあ。

 

れんちゃん、きょうは羊に勝ったね。

えっ、その話は禁止?

人気のウォンバットもトコトコ歩いてて、かわいかったね。

 

アルパカに、頭ぺろっとなめられちゃった?

 

 

立派なエノキの木だねー。樹齢何年くらいだろう?

そうだ。池田は城下町なんだよ。知ってた?

櫓みたいなのが見えていたね。気になるから登ってみようか。

 

はい、お城に到着でーす。

あ、れんちゃん、半目になっちゃった。

もちろん、本物じゃなくて復元したもの…

ではなくて、これは「城型展望台」というやつだね。

石段きつかったねー。でも、無料で入れるところがいいや。

櫓に登ろう。

ほほう。

これは眺めがいいぞ。

 

 

阪神高速の通称ビッグハープ……新猪名川大橋がみえるね。

池田は川もあって山もあって、いいところだねー。

公園には日本庭園もあって、みんなの憩いの場になっているね。

私たちも降りてみようか。

 

 

小さな人がガチャガチャやっているから何かと思ったら、鯉のおやつか。

れんちゃんもあげたい?

 

ほほう。

菖蒲園もあるのか。

いい季節に来ることができたね。

ふー。きょうは坂道を登ったり降りたり、よく歩いたね。

逸翁美術館に着いたよ。

それじゃあ、また蕪村に会いに行こうか。



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