新・私に続きを記させて(くろまっくのブログ)

ハイキングに里山再生、れんちゃんとお父さんの日々。

ウナギの味

2022年08月17日 | 習作
昨日は、スーパーでウナギの蒲焼が売られてました。2,180円と980円の2種類ありました。国産と中国産かな? でも、いまどきウナギ? 

吉野家にうな重のポスターが出ているのも街で見かけました。ウナギは土用の丑の日の季節限定メニューじゃなかったっけ? いま公式サイトを見たら、麦とろ丼や麦とろ御膳は季節限定でしたが、うな重は牛丼や牛皿と同じ「グランドメニュー」になっていました。通年メニューになったの?

コロナ禍で在庫がダブついているのかな。

というわけで、文学少女の三題噺、ウナギが出てくる最近の新作ですよ。


文学少女「くろまっくくん、今日のお題は『ウナギ』『窓』『混ぜるな危険』よ!」

「わあっはっはっは。何が新聞は社会の窓だ。ニホンウナギ、中国ウナギ、東南アジアのビカーラ種の蒲焼きの違いを、お前は見抜けなかったではないか。産地偽装を告発するお前の記事どおり『混ぜるな危険』であったな」 
「くっ!」 
究極対至高の闘いはまだ続いているようです。


やはり『美味しんぼ』は海原雄山が悪人だった初期作品に限ります。

ピカーラ種は、ニホンウナギより若干こぶりなものの、味は遜色なく、1尾980円で提供できるとのこと。しかし乱獲して食べ尽くしてしまったら、結局は同じことですね。

実は国産ウナギよりも中国産のウナギのほうが、時間をかけて自然な環境で生育させているので美味だといわれます。ウナギは成魚になるまでに最低1年半はかかるようですが、国産ものは冬に獲ったシラスをシーズンの土用丑に合わせて半年で出荷する、促成栽培ならぬ促成養殖。温度が高いほうが成長が早まるので、ボイラーをガンガン焚いてプールの水温を上げて、餌も過剰に投与します。国産ウナギは、成魚ではなく、脂肪でブクブクのたんなる肥満児だということです。
これには山岡士郎も目からウロコ?






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