新・私に続きを記させて(くろまっくのブログ)

ハイキングに里山再生、れんちゃん姉妹とお父さんの日々。

梨花れん 君たちと歩んだ2年間

2019年09月28日 | まどマギ・マギレコ

 今日はれんをお迎えして2周年の記念日だ。

 れんを演じる尾崎由香さんは、『けものフレンズ』のサーバルちゃんの中の人でもある。『ようこそジャパリパークへ』は、AppleMusicで、初めて買ったアルバムだった。けも耳属性はなかったはずなのに、サーバルちゃんに扮したおざぴゅあさんに、一目惚れしてしまったのだ。


 佐倉杏子魔法少女ストーリーより、新旧サーバルちゃんコンビ。梨花もれんも中学3年生(誕生日はれんのほうが早い)。杏子は中学2年生のはずだから、年下攻めかな。梨花のほうも、同学年のマミさんと友達になっている。マギレコのライターさんは、杏さやも人並みにたしなみつつ、基本はマミ杏派ではないのかと思われる。私は杏さやもマミ杏も好きだが、マミほむ過激派である。みゃまさんの『見滝原アンチマテリアルズ』は、是非ご一読をお勧めしたい。

 サーバルちゃんもいいが、れんヴォイスに毎日いやされている。おざぴゅあさんがれんを演じてくれて本当に良かった。

 クエスト開始時の「まっ…まずは深呼吸!」もかわいいし、「生きてこそ…ですね」という勝利ヴォイスを聞くのもうれしい。

 コネクト時の「任されました!」はれんの真面目さを、スキル発動時の「力を…!」はれんの祈りを、マギア発動時の「どんなに傷ついても…それでも私は希望を信じます」、ドッペル発動時の「心を殺さないで…!」は、人にとって本当に大切なものを思い出させてくれる。

 「自分を殺す人は…弱い人でしょうか?それでも…弱い人も…生きていける世界だったらって…私はそう思います…」というヴォイスを聞くと、私もそんな優しい世界をれんと一緒にめざしたいと心から思う。

 れんは線が細そうに見えるけれど、意外と体は強くて、風邪も滅多に引かないという。「生姜湯も飲んでますし!はい」という言葉を聞くと、お母さんに愛され、大切にされてきたのがよくわかる。風邪予防にも、女の子の大敵の冷え対策にも、生姜湯最強。

 死ぬことばかり考えていたのに、最近は将来のことについても考えることができるようになったのもうれしい。

 いまのマギレコは、100連めがガチャの天井で、ピックアップ中の☆4魔法少女が60%の確率で出現するけれど、2年前はまだ天井がなかった。れんの私服はすぐに手に入れたが、本人がなかなか来てくれない。気分はこんな感じである。


 しかし、この日、ようやくお迎えできた。多少の出費は伴ったが、あんなに嬉しかったことはない。

 『君と綴る日記』は、ストーリーも素晴らしかったが、完全にれんの虜になったのは、チャレンジバトルのバトル1だ。夕暮れの校庭で、あの切ないBGMが流れる中、梨花れんコンビとのバトルである。梨花を攻撃しようとすると、れんが必ずかばいに来る。れんは攻撃力は高いが、防御力は紙。最後まで梨花を守り抜いて、「ごめんなさい…」の退場ボイスで消えていく。攻撃するのをためらわれるほど、その姿は切なく健気でいじらしく神々しかった。

 『君と綴る日記』の頃のれんは、初めてできた友達で、命の恩人でもある梨花が、この世界に生きる希望のすべてだった。

 2018年バレンタインイベントの「初めての手作りチョコレート」は、尊さ限界突破だった。しかしれんは、まだ自分に自信が持てない。梨花やみんなにチョコを渡すことができず、河川敷に来てしまう。そこに迎えにくる梨花。きみはれんぱすGPS付きなのか。尊い。


 みやこ先輩の冬服ストーリーでは、魔女狩りでストレス解消している梨花のワイルドな一面も、「元カノ」の存在も、あるがままの梨花をすべて受け入れた上で、れんが梨花を愛おしくてたまらないのがよく伝わってくる。以前のれんなら、梨花に批判的なみやこ先輩の発言に、「そっ…そんなこと、ないですっ…はぃ…!」と、梨花をかばい、抗議していただろう。そういえば、クエスト勝利時のれんの控えめで愛らしいガッツポーズには、梨花のアグレッシブさが、大人しいれんに良い影響を与えていることが、よくわかる。

 2018夏のイベントでは、梨花、みやこ先輩、エミリーと一緒に海に出かけて、楽しい夏休みを満喫する。かき氷のエピソードには、『リズと青い鳥』のラストシーンを思い浮かべた。かつて「希美と同じもの」と言っていたみぞれは、希美が世界のすべてだった過去の自分を脱して、ラストでは「かき氷を食べたい」とはっきりと自分の意志を表示する。れんはかき氷では「みぞれ」、梨花は「ストロベリー」が好きだ。しかしかつては、みぞれと同じように、「梨花ちゃんと同じもので…はい」と言っていた時期もあったような気もする。そこに至るまでの梨花れんの物語を想像すると、この二人がたまらなく愛おしくなる。

 昨年8月終わりに配信されたミラーズ20章では、れんは偽者の梨花に怒りを爆発させ、本物の梨花を鏡の迷宮から救い出す。

 そして、9月配信のメインストーリー8章へ。魔女化の真実を知って、絶望と後悔にくれる梨花を、「私、梨花ちゃんに会えただけで…魔法少女になって良かったって…そう、思うよ」とれんが励ます。もう梨花れんは、守り守られる関係ではなく、お互いに対等なパートナーだ。この場面だけで、マギレコは私にとって永遠の名作になった。

 3年めは、どんな梨花れんに出会えるのだろう。生姜湯のおいしい季節も近い。



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