新幹線がこんなに身近に

関東に住んでいるときは割引きっぷのありがたみをあまり実感したためしがなかったんだが、地方を転々としているうちにこのきっぷ、結構使える！というもんに出会えるものである。
愛知は三河と尾張、二つの文化が存在するとはいえ、やはり情報の中心は名古屋。
しかし豊川という愛知県の東の方に住んでいると、仕事ならば別として名古屋は豊橋から80キロ。そう近いものではない。
が、近くしてしまうものがあった！
その名は「名古屋往復きっぷ」。
ＪＲ東海が名鉄対策として出しているきっぷ。平日なら在来線利用で豊橋（豊川も含む）～名古屋市内が往復1800円（普通運賃ならば余裕で往復3000円近く飛ぶ）。土日は1500円。
さらに魅力はひかりとこだまの自由席が利用できる新幹線コースでは平日2800円、休日は2500円！
これならばクルマで行く高速代（東名の往復で3200円）より安い！名鉄での往復は2160円と、さすがに普通運賃では名鉄よりは高くなるにしても、仮に名鉄の特急で指定を取るとこれに700円（片道350円）加算されるからやっぱり安い。それで勿論、時間をきちんとあわせると豊川から名古屋まで1時間ちょっと。
ＪＲ東海は最近名鉄から乗客を奪い返すために車両をよくしたり、いろいろ策を打っているが、これはいままで気づかなかった。こだまの自由席は旧盆や年末年始、連休明けでもない限り空いてるし、名古屋－豊橋は30分。
ただしネックはこだまは30分に一本しかないうえに豊橋に停まるひかりはかならず毎時1本あるとは限らないことか。
でも在来線用のきっぷでも、十分値ごろ感はあるから利用価値は高いかも。
そりゃそうと、日常生活でこんなにやすやすと新幹線を利用するとはまったく考えもしなかった・・・・。