kurogenkokuです。
241冊目は・・・。
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日本人の誇り
藤原正彦 著 文春新書
本書を超簡潔にまとめますと。。。
戦勝国の復讐劇である東京裁判の断固たる否定
日本人の、日本人による日本人のための憲法をつくること
自らの国を自らで守ることを決意して実行すること
著者の考えの根底には日本人らしさすなわち「和」を大切にすべしというのがあります。
サッカーワールドカップなんか見ても、個々のフィジカルでは到底太刀打ちできない日本チームが結果を出してきたのは、チームワーク(和)をもって組織力で戦っていこうという明確な戦略があるからに他ならないと、個人的には思っています。
開国以来、日本が経験してきた戦争。
その本質について具体的かつ真っ直ぐに切れこんでいます。
思想によって評価がわかれるところですが、個人的には「好き」です。
(印象に残ったフレーズ)
・中国とは「美人を見たら自分の妻だと主張する国」なのです。
・期待を持てそうにもない政治家が「政治主導」などといってことさらに官叩きに走っています。
・教育論とは皆が正しいことばかり言う迷宮なのです。
・(教育の指導要領にて)「『きめ細かく』を『きめ細かくかつ厳しく』にすればもっとよくなると思いますが」
・部屋をきれいに清掃しても解決にはなりません。二度と散らからないような仕組みにすることが根本的解決となります。
・日本に昔からある「長幼の序」や「孝」を幼いうちから教えこまないとどうにもなりません。
・人間はひとつのモンスターにどっぷり浸かっていると、本質が見えなくなる。
【目次】
第1章 政治もモラルもなぜ崩壊したか
第2章 すばらしき日本文明
第3章 祖国への誇り
第4章 対中戦争の真実
第5章 「昭和史」ではわからない
第6章 日米戦争の語られざる本質
第7章 大敗北と大殊勲と
第8章 日本をとり戻すために
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