きゃおきゃおの庭

近代建築から現代建築までPHOTOたてもの探訪の記録。大切にしているものなど写真で綴ります。

武蔵豊岡教会

2013-07-28 | 教会・礼拝堂
道路拡張のため、曳き家移転するときき
見学会に参加しました。









トマソン?




入口上部の尖塔の壁に、レリーフが有り
意味するものは

「ギリシア文字の最初の文字「Α=アルファ」と、最後の文字「Ω=オメガ」をデサイン化したレリーフで、
新約聖書(ギリシア語で編まれている)の最後の部分『ヨハネの黙示録』に出てくる、
「わたしは、アルファであり、オメガである。最初の者にして、最後の者。初めであり、終わりである。」
という言葉で、それは、永遠性を表しているのだそうです。

入間市の文化遺産をいかす会記事より引用










賛美歌の練習中でした。
とても響きの良い礼拝堂です。



教会では珍しい、格天井



竣工時の写真









10年くらいまえに造られたステンドグラスだそうです。
工事は、もう始まっています…。

竣工 1923年
設計 ウィリアム・メレル・ヴォーリズ
所在 埼玉県埼玉県入間市河原町8-6


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カトリック入間宮寺教会

2013-07-24 | 教会・礼拝堂
とある土曜日の早朝
埼玉県で一番古い教会を訪ねました。
神父さまは、所沢教会からみえる巡回教会です。
ちょうど草花の手入れをしていた女性の方に声をかけたら
扉を開けてもらえました。








床の間のような祭壇の上には
教会脇に咲く花が活けられています。
祭壇の左右には、創設者メーラン神父がパリから取り寄せた
キリスト、マリア像のステンドグラスがあり
おごそかな光がさしこんでいました。
肝心のステンドグラスの写真はありません…。




この日は時間があまりなかったので、
いつか再訪したいと思います。

帰り際、さきほどの女性の方から、「カトリック宮寺教会 100年の歩み」という
記念誌を頂いて帰りました。
今年で103年になるのですね。。
地域の方に愛されている教会ですが
信者の方々の高齢化のことが書いてあり
少し心配になりました。

竣工 1911年
設計 不詳
所在 埼玉県入間市宮寺2837
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カトリック主税町教会礼拝堂

2012-11-25 | 教会・礼拝堂
白壁の礼拝堂の脇には、立派な鐘楼が建っています。
新しいような、古いような…。
建物右に入口があり、扉を押して中に入ると
教会の方がいらしたので、お話を聞きしました。

現存する名古屋市内最古の教会で、かつて、この礼拝堂は畳敷きだったそうです。
何度か改築され、建物右手を入口とするために増築。
道路拡張のため取り壊された鐘楼は、1990年に再建されたものだとか。
やはり新しいものでした。
鐘楼の鐘は、建設当時のもので、フランス製。
日曜日のミサの時を今も告げているそうです。



  

敷地内には、立派なルルドの泉があります。

「文化のみちマップ」表紙のステンドグラスはどこにあるのか尋ねたところ、移設され祭壇右手にありました。
照明をつけて見せてもらいましたが。今は写真のような見え方はしないようです。









木のぬくもりを感じる、心やすまる礼拝堂です。

◇カトリック主税町教会礼拝堂
竣工 1904年
設計 不詳
所在 名古屋市東区主税町3-33

2012.11.2
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カトリック成城教会

2012-08-02 | 教会・礼拝堂
久々に カトリック成城教会に行ってみました。
入口の大きな木は、久しく前に切り倒されたようです。






マリアさまのステンドグラス。



なぜかしら、石灯籠があります。





丸い飾りは、ステンドグラスです。



バラ窓が、パイプオルガンで見えないのが残念。



所在 東京都世田谷区成城2-21-16
竣工 1955年 
設計 今井兼次
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モヤモヤした気持ち

2012-07-31 | 教会・礼拝堂
2012年の建物探訪。
もやもやとした気持ちで1月に、スタートしました。
著名な建築史家のガイドで周るカルチャーのツアーに参加。
半日の休暇を取って、ワクワクしながら某大学へ出かけました。

この日のメイン会場は、試験中のためほとんど見ることができませんでした。
有料の見学会なわけで、見学先の都合など調べるのは常識ではないでしょうか。
そして、その建築史家は風邪を引いているとのことで
雪もちらつき始め早々に引き上げ、隣の教会を見学することになりました。
教会は、だれでも自由に入ることのできる場所なので
わざわざ休暇をとって見学する場所ではありません。
写真撮影の許可をいただけたのが 嬉しかったけれど
UPしていいものなのか確認しなかったので そのままとなっていました。

何度も訪れている 大好きな教会です。
クリスチャンではありませんが 椅子に座り瞳を閉じて
心穏やかな時を過ごすのも いいものです。

暗くてあまり好きではないという方もいますが小さな礼拝堂も大好きです。




くぐって 見学は おしまい。













見学会解散後、教会を後にして、もう一度キャンパスへ。





 

ここは、だれもおらず そーっと見学させてもらいました。




もっと見たかった建物です…。


あ~。胸のつかえがとれたので、見学記のUP 頑張ってみます。
そういうわけで ここがどこか判っても
声に出さずに見てくださいね。
そんな私のモヤモヤした気持ち 少し伝わったでしょうか。
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浅草聖ヨハネ教会

2012-05-22 | 教会・礼拝堂
お気に入りの「東京建築さんぽマップ」を片手に 浅草から歩いてみました。







厩橋

見たかった建物は 浅草正ヨハネ教会
通りから少し奥まったところに建っています。
電線がなければいいのに~。







天井は 改修されているようです。





◇日本聖公会東京教区 浅草聖ヨハネ教会
竣工 1929年
設計 不詳
所在 東京都台東区蔵前2-7-6
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目白ヶ丘教会 礼拝堂 見学会

2011-11-01 | 教会・礼拝堂
見学申し込みの電話をしたら、
その日はちょうど特別公開日になっているので、どうぞ
とのお返事。
国登録有形文化財に登録された記念だそうです。



いつしか雨も上がり、目白駅からわいわいと歩きました。
電線が邪魔で、美しく撮れないのが残念。
これは、昨年の夏の終わりに撮ったものです。
やはり 青空が似合います。

フランク・ロイド・ライトに師事した
遠藤新 最晩年の設計で、この礼拝堂で行われた最初の葬儀が
遠藤自身の葬儀だそうです。
普段教会の祭壇上は立ち入らないように注意されることが多いのですが、
祭壇後方にあるバブペテストリーという浸礼槽も見学させて頂きました。
おもったよりずいぶん立派な石造りの浴槽がありました。

祭壇上のアーモンド型に切り取られた空間を見ていると
優しい気持ちが湧いて来ました。




入り口後方

 



竣工 1950年
設計 遠藤 新
所在 新宿区下落合2-15-11

2011.10.22
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東京ジャーミイ OZ編

2011-10-31 | 教会・礼拝堂
一緒に参加した、OZ(夫)の写真です。

同じ時に 同じ場所で見たものは
ファインダーを通すと どうしてこんなに違うのかなあ。



















つづく~。
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雨の東京ジャーミイ

2011-10-29 | 教会・礼拝堂
見学会を開催しました。
天気予報は、雨。
毎回お天気が悪くて、残念です。
いろいろ予約してあるので、日にちの変更は
できないのです。
前回は、歩いての移動が多かったので
あまり歩かないコースを選んでみました。
今回参加した方は、皆さんリピーターで、
集合も早め。

初めは、私の大好きな場所。東京ジャーミイを訪れました。
東京ジャーミイのHPにメールしましたが、返事が無いので電話すると
「Hello!」「…」
メールの返事がないことを告げると、
いま メールは扱っていないとのこと。
見学時ジャーミイの説明をお願いしました。
電話をかけて確認して 良かったです。

初めて訪れて、入り口の扉を押した日のことを思い出しました。
入っていいものか、悩みながら入ってみたのです。

今回は、見学予約をしているので ちょっと安心。
ジャーミイの方に
建物のことはもちろん、礼拝の仕方まで説明していただきました。
絨毯に座り、いつ終わるのかわからないほど
丁寧な説明に恐縮。
写真撮影も 心よく許可して頂きました。
晴れていれば もっとステンドグラスが綺麗だと
話していました。でも、充分 綺麗です。

建物の外も、中もアラビア文字のカリグラフィで
飾られています。
一つ一つの意味もお聞きし、メモしましたが
200円で購入したパンフレットに細かく載っていてほっとしました。
礼拝堂のシャンデリアも、カリグラフィだそうです。
トルコから約100人の工芸職人が来て工事に携わったのだそうです。


ここから入ります。


二階礼拝堂への階段上部


礼拝堂の扉








美しい青のタイル








二階は女性専用











お祈りの時間は、1階入口の扉は閉められ、中に入れません。
時間を調べて、お出かけください。
来年は7月末から約一カ月間ラマダンがあり、
夜にはトルコ料理が振舞われるので、どうぞいらしてください。とのことです。
あと、女性は大判スカーフを持参してくださいね。礼拝堂に入るとき必要です。

建物外壁に、「見学は自由です」の横断幕が下がっていてびっくり。
青空に映えるミナレットが見たかったです。
見学が終わって外に出たら、雨が上がっていました。
つづく…。

◇東京ジャーミイ・トルコ文化センター
竣工 2000年
設計 ムハッレム・ヒリミ・シェナルブ
所在 東京都渋谷区大山町1-19

2011.10.22
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立教女学院聖マーガレット礼拝堂

2011-07-09 | 教会・礼拝堂
昨年秋の訪問記です。

2年ぶりに立教女学院マーガレット祭にでかけました。
2010年マーガレット祭のスローガンは「風凛華山」
凛とした華やかさを持つ立教女学院生が、
山のような力強いパワーを持って文化祭を造りあげていこう。
という意味だそうです。

宗教委員会の礼拝の展示など、興味深く見てきました。
体育館は、演劇をやっていて超満員。
チャペルで高校聖歌隊の歌に耳を傾けてきました。






 

  

トマソンの扉も健在でした。




聖マーガレット礼拝堂前に、たくさんの人が集まっていました。
















◇立教女学院高等学校校舎
竣工 1930年
設計 J.V.W.バーガミニー

◇立教女学院聖マーガレット礼拝堂
竣工 1932年
設計 J.V.W.バーガミニー
所在地 東京都杉並区久我山4-29-60

2010.11.3

以前、在学生の方からコメントを頂きました。
校風は自由ですが、色々と細かい決まりがあり
守った上での自由なので、全くの自由ではないとのことです。

女子高ですので、女性同伴で訪れることをお薦めします。
写真撮影は、保護者、関係者ではないため受付で許可をもらいました。


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光の教会 茨木春日丘教会

2011-02-24 | 教会・礼拝堂
大山崎山荘美術館の次に見学したかったのですが
金曜日の公開はしないとのことで、諦めました。
綿業会館を後にして、地下鉄、JRと乗り継いで茨木へ。

バスにゆられて、春日丘公園で下車。
ほどなく教会に着きました。





緊張してホールに入り
名前を告げると
ようこそ
と暖かく迎えてくれました。

この柱の筋は、
ダンボールを巻いたものにコンクリートを流し込んだ跡なのだそうです。














十字架のガラスは
無いほうがいいと
今でも安藤忠雄は言っているそうです。
雨風が入っては困る…。
牧師さんは 笑いながら話してくれました。

日差しの強い日に来てみたいものです。
あっという間に 日は傾いて輝きが消えてしまいました。



教会ホール


牧師さんの言葉。
暑い季節にも来てみてください。
空調がありませんから…。

教会裏手に牧師館が完成していました。


◇茨木春日丘教会礼拝堂
竣工 1989年
設計 安藤忠雄建築研究所
所在 大阪府茨木市北春日丘4-3-50

◇教会ホール
竣工 1999年
設計 安藤忠雄建築研究所


2011.1.22
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第3回きゃおきゃおツアー番外編その3 目白ヶ丘教会

2010-10-28 | 教会・礼拝堂
第3回きゃおきゃおツアーの番外編も いよいよ最終回。

目白ヶ丘教会は、フランク・ロイド・ライトの弟子
遠藤 新による設計です。
自由学園明日館の見学にあわせては
どうかなと 訪ねてみました。

門が閉まっていたので、呼び鈴を押して
教会関係者の方に見学したい旨話すと
快く迎えてくれました。
建築を志す方が よく訪れるそうです。

あなたも?
の問に
笑いながら ただの建築好きなおばさんと 答えました。













竣工翌年、遠藤新は亡くなり、ここで葬儀が執りおこなわれました。
窓枠は、建築当時は木製で、ほこりなど掃除が大変だったそうです。
できれば一人で そっと見学したい教会です。

竣工 1950年
設計 遠藤 新
所在 東京都新宿区下落合2-15-11

2010.10.2

ツアー参加の皆様
そして バーチャル見学参加の皆様、最後までお付き合いいただき
ありがとございました。

10月も終わりに近く、あわててツアー記をUPしました。
いつか訪ねてみてくださいね。
ツアーを一番楽しんだのは、
実は私自身だったのかも。

これからは、いつものペースでのんびり更新していきます。
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第3回 きゃおきゃおツアー 目白聖公会

2010-10-10 | 教会・礼拝堂
あいにく前日の天気予報では、雨。

今回は、移動距離は長くありませんが、かなり歩くので足元の悪い天気での開催は
不安がいっぱい。
参加者について判っているのは性別のみなので、
判断がつきかねませんでした。
でも メインの見学先が月に一度の休日公開なので
日程の変更も難しいし…。
いろいろ悩みましたが、第3回きゃおきゃおツアーを開催しました。
メンバーは、初めての参加が5名、リピーターが3名、そして家人OZと私(きゃおきゃお)の
合計10名。
連絡ミスなどがあり、一部参加者の方には大変ご迷惑をおかけしました。
簡単な自己紹介のあと、ワイワイ ガヤガヤ 出発~♪

自由学園明日館をメインにした、きゃおきゃおの大好きな場所を訪ね歩く
建物見学ツアーの始まりは、教会見学です。

JR目白駅から目白通りを少し歩くと、通りから少し奥まったところに
小さな教会が見えてきます。



目白聖公会



牧師さんには、9月にお会いして
建築好きなアマチュアの集団ですと見学の趣旨を話しました。

中から教会の方が、「どうぞ 中へお入り下さい」と
声をかけてくれました。

教会の方は、さぞ驚かれたことでしょう。
雨の降りしきる中、
皆さん 思い思いのカメラを撮り出して
外観をパシャパシャ撮り始めました。
なにかこう、熱気を感じます(笑!)



礼拝堂には、合計12枚のステンドグラスが飾られています。
イングランド島ツルーローのエピファニー修道院から
譲り受けた古いステンドグラスなのだそうです。
元々は12枚が上下二段で一つの画面を構成していましたが、
教会の中の限られたスペースをかんがみ、礼拝堂の左右の壁に4枚ずつ
そして入り口上部に4枚飾られています。
日差しがないので 暗くて残念…。





祭壇上の高窓には黄色のガラスが使われていて
柔らかな光を落としています。


入り口上部の4枚のステンドグラス
聖家族の神殿奉献物語








礼拝堂の左右の壁を飾るステンドグラス

  

これは 導きの星





私はクリスチャンではありませんが、
椅子に座って
 祈りの場を、優しく包みこむようなステンドグラスを見ながら
 心静かなひとときを過ごす
 私の 大好きな礼拝堂です。

天気の良い日に、出かけてみてくださいね。


◇目白聖公会
竣工 1929年
設計 坪井正太郎
所在 東京都新宿区下落合3-19-4

2010.10.9
 


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ジョルジュ・ルオー記念館(礼拝堂)

2010-04-25 | 教会・礼拝堂





白樺林の奥に見えるのは
大好きな谷口吉生設計の、小さな礼拝堂です。
礼拝用というより、アトリエで制作する方の瞑想の場なのだそうです。
打ち放しコンクリートのモノクロームの世界に、
細長い高窓から太陽光が降りそそぎ、壁の上部を照らしています。





ルオー作のキリスト像



壁は、三方が半円形になっていて、天井に高窓(右側の丸い照明の後ろ)があります。





交差ボールトの天井が、おごそかな雰囲気をかもしだしています。
壁を飾るのは、ルオーの銅版画「ミセレーレ」



入り口上部に、ルオー作のステンドグラス「ブーケ(花束)」が飾られています。
華やかな色合いが…上手くでません。



清春白樺美術館も見学しました。
美術館前には、コンクリートで固められた小川が流れ、段差を流れ落ちていきます。



午後3時を過ぎてしまい
中央高速が大渋滞で、帰りは大変でした。

□ジョルジュ・ルオー記念館(礼拝堂)
設計 1986年
設計 谷口吉生

□清春白樺美術館
竣工 1983年
設計 谷口吉生
所在 山梨県北杜市長坂町中丸2072 清春芸術村内

清春芸術村

2010.4.18


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明治学院チャペル(礼拝堂)

2009-11-21 | 教会・礼拝堂
正門のなだらかな坂道を、銀杏を踏まないように注意してのぼって行くと
塔のあるチャペルが見えてきます。
右手にはインブリー館と記念館。
タイムスリップしたような…美しい建物が迎えてくれます。
設計者ヴォーリズは、ここで結婚式を挙げています。

チャペルの改修が2008年2月に終わると同時に完成するはずだったパイプオルガン…。

現代の純度の高い金属よりも、ある程度不純物の入った材質のほうがよりよい音がする…
昔作られたパイプオルガンのほうが音色が優れているのだそうです。
合金をオルガン製作者自身の溶融炉で作り出し、
最古の方法で板金するというこだわりをもった工法で作られた、世界で四番目のオルガンが
今年10月に完成しました。
製作者は、オランダのヘンク・ファン・エーケン氏。
美術品のような輝きを持ったパイプから、
どんな音色が響くのでしょうか。









正面は、ひと際高い講堂の舞台のような造りになっています。






シンプルな十字架のステンドグラス。
上空から見ると、建物は十字架の形をしているのだそうです。
学園祭の日曜日、賑わっていました。

◇明治学院チャペル(礼拝堂)
竣工 1916年
設計 ウィリアム・メレル・ヴォーリズ
所在 東京都港区白金台1-2-37

2009.11.1


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