今のは、何?
TVニュースの映像に釘付け。
ダニエル・オスト 東日本大震災チャリティー・フラワーアート展を
綱町三井倶楽部にて3日間開催します…。
紹介書を書いてもらえるあてもなく
訪れることを諦めていた場所へ
行けるかもしれない。
翌日問合せしたら、予約制ではないとのことで
お天気を心配しながら最終日に出掛けました。
建物内は、撮影禁止でした。
意外と狭い玄関の階段をのぼり、ロビーに立つと
あの夢にまで見た楕円形の明かり採りが目に飛び込んできました。
その真下にはフランス式庭園が造られていました。
幾何学模様の芝が並べられ、中央に淡いピンク色のバラの植え込みが。
2階の先には、半球ドームが見えます。
財閥の迎賓館として建てられた建物の部屋には
パーティー用のテーブルがセットされ
タワーのような作品が並んでいました。
作品を見るのに夢中になり
そして 建物の装飾に見とれ
長い時間うろうろ。
作品に霧を吹いている係員にうやうやしくお辞儀をされて
何度も行き来して 怪しまれないか心配。
チラシの作品はどこにあるのか尋ねたら
「ありません」との答えが。
当初、「絢爛の花、装飾の宇宙」と題した花のインスタレーションを開催予定でしたが、
東日本大震災があり、開催すべきか悩み
そしてチャリティーのために過去の再構築という試みで
開催されたのだそうです。
花先のものは何?と尋ねると「チューリップやクレマチスの実です」
見たことのない花?の斬新な飾り方に
心惹かれました。
花の種類…知っている花に 知らない色があることを発見。
薔薇の色も そうでした。
生花ゆえ、3日目で元気のない花もありました。
やはり切りたての初日に見たかったです。
またいつか、展覧会が開催されたら
行ってみたいと思います。
フラワーアートの素晴らしい世界に
迷いこんだ一日でした。
バルコニーから見下ろすと 車が…
庭に出て、噴水を見に行きたいと階段を下りると
何故か車の展示があり、少し日焼けした爽やかな係員が微笑んでいます。
チラシを良く見たら、協賛企業でした。
車の後ろに井戸が。
綱の井戸
京都羅生門の鬼退治で勇名を馳せた四天王の一人
「渡辺の綱」
この地に生まれ産湯をつかったと伝えられている井戸です。
芝の庭を横切り、日本庭園へ向かいました。
庭師とすれ違うと、うやうやしくお辞儀され
それが 何度もばったり出くわすので バツが悪くて。
新緑の中を ぐるぐる散歩しました。
歩き疲れて、別館のレストランでお茶を飲んで
一息。フィナンシェとコーヒーを頂きました。
コーヒーは、薫りが飛んで濃かったです。
入館の際に手渡されたダニエル・オスト氏からのメッセージカードに目を通しました。
『過去を遡り、最構築を試み、再び創造し、新たに何かを生み出すこと。
東日本の被災地の皆様、そして日本が、いま、まさに
それに取り組み、必ずや実現されることでしょう。
これまでにご高覧頂いたわたしの展覧会や当初のタイトルであった
絢爛の花とは趣が異なる本展ですが、
自然の怖さを知らされても、自然の美しい花が咲き、
いまわたしがここで慎みと祈りをこめてつくった作品を、
「希望の花」として、皆様に捧げます。ダニエル・オスト』
カメラの先には、微笑むダニエル・オスト氏が。
ちなみに入場料は4000円でした。フラワーアートと
夢にまでみた華麗なるジョサイア・コンドルの館…
耐震工事も終わり、どこまでがオリジナルかわかりませんが
写真以上の たいそう美しい建物です。
きままに見て歩けて
一人で訪れたことを 幸せに思った一日でした。
綱町三井倶楽部
竣工 1913年
設計 ジョサイア・コンドル
所在 東京都港区三田2-3-7
2011.5.26
TVニュースの映像に釘付け。
ダニエル・オスト 東日本大震災チャリティー・フラワーアート展を
綱町三井倶楽部にて3日間開催します…。
紹介書を書いてもらえるあてもなく
訪れることを諦めていた場所へ
行けるかもしれない。
翌日問合せしたら、予約制ではないとのことで
お天気を心配しながら最終日に出掛けました。
建物内は、撮影禁止でした。
意外と狭い玄関の階段をのぼり、ロビーに立つと
あの夢にまで見た楕円形の明かり採りが目に飛び込んできました。
その真下にはフランス式庭園が造られていました。
幾何学模様の芝が並べられ、中央に淡いピンク色のバラの植え込みが。
2階の先には、半球ドームが見えます。
財閥の迎賓館として建てられた建物の部屋には
パーティー用のテーブルがセットされ
タワーのような作品が並んでいました。
作品を見るのに夢中になり
そして 建物の装飾に見とれ
長い時間うろうろ。
作品に霧を吹いている係員にうやうやしくお辞儀をされて
何度も行き来して 怪しまれないか心配。
チラシの作品はどこにあるのか尋ねたら
「ありません」との答えが。
当初、「絢爛の花、装飾の宇宙」と題した花のインスタレーションを開催予定でしたが、
東日本大震災があり、開催すべきか悩み
そしてチャリティーのために過去の再構築という試みで
開催されたのだそうです。
花先のものは何?と尋ねると「チューリップやクレマチスの実です」
見たことのない花?の斬新な飾り方に
心惹かれました。
花の種類…知っている花に 知らない色があることを発見。
薔薇の色も そうでした。
生花ゆえ、3日目で元気のない花もありました。
やはり切りたての初日に見たかったです。
またいつか、展覧会が開催されたら
行ってみたいと思います。
フラワーアートの素晴らしい世界に
迷いこんだ一日でした。
バルコニーから見下ろすと 車が…
庭に出て、噴水を見に行きたいと階段を下りると
何故か車の展示があり、少し日焼けした爽やかな係員が微笑んでいます。
チラシを良く見たら、協賛企業でした。
車の後ろに井戸が。
綱の井戸
京都羅生門の鬼退治で勇名を馳せた四天王の一人
「渡辺の綱」
この地に生まれ産湯をつかったと伝えられている井戸です。
芝の庭を横切り、日本庭園へ向かいました。
庭師とすれ違うと、うやうやしくお辞儀され
それが 何度もばったり出くわすので バツが悪くて。
新緑の中を ぐるぐる散歩しました。
歩き疲れて、別館のレストランでお茶を飲んで
一息。フィナンシェとコーヒーを頂きました。
コーヒーは、薫りが飛んで濃かったです。
入館の際に手渡されたダニエル・オスト氏からのメッセージカードに目を通しました。
『過去を遡り、最構築を試み、再び創造し、新たに何かを生み出すこと。
東日本の被災地の皆様、そして日本が、いま、まさに
それに取り組み、必ずや実現されることでしょう。
これまでにご高覧頂いたわたしの展覧会や当初のタイトルであった
絢爛の花とは趣が異なる本展ですが、
自然の怖さを知らされても、自然の美しい花が咲き、
いまわたしがここで慎みと祈りをこめてつくった作品を、
「希望の花」として、皆様に捧げます。ダニエル・オスト』
カメラの先には、微笑むダニエル・オスト氏が。
ちなみに入場料は4000円でした。フラワーアートと
夢にまでみた華麗なるジョサイア・コンドルの館…
耐震工事も終わり、どこまでがオリジナルかわかりませんが
写真以上の たいそう美しい建物です。
きままに見て歩けて
一人で訪れたことを 幸せに思った一日でした。
綱町三井倶楽部
竣工 1913年
設計 ジョサイア・コンドル
所在 東京都港区三田2-3-7
2011.5.26