俺が昇段試験を受けたのは今から26年前の丁度今頃の時期。
気温は35℃近くあったのを覚えている。
しかも何を考えてか、昼間の一番暑い時間帯に昇段試験が始まった。
今から考えたらもう少し気温が下がる夕方頃にしてくれても良かったのではないかと思うのだが、当時はまだ空手ブームの最後の方で練習生も多かった事もあり、午前中が一般部・午後からは少年部と言うスケジュールからしたら仕方がなかったのかも知れない。
合格するには、10人全員に勝たないと初段を貰えなかった。
当然、時間は無制限。
俺の時は、30分ちょいかかった。
最後の方は体が重くて重くて全く動かなかったのを覚えている。
まあ、10人抜きと言っても、大きな組織じゃなかったから対戦相手のレベルはそれ程ではなかった。
だから時間制限がある10人組手じゃなく、時間無制限の10人抜きという形になったのだと思う。
後年は、10人抜きでは誰も合格しなくなったので、一人3分の10人組手に変更になった。
今なら真夏のクソ暑い時にあんな事はもう二度としたくは無いと思うのだが、当時はあんな環境が当たり前だったから、普段の練習で体がなれていて最後までやり切れたんだと思う。
京賀塾の本部道場の中は暑い暑いと練習生達は口を揃えて言うが、俺からしたら昔の道場や一時借りて練習をしていたプレハブ小屋の方がはるかに暑かった。
最近は、冷暖房完備というジムが多い。
しかし、夏は暑く冬は寒いもの。
試合会場がいつも自分にとって快適な空間にあるとは限らないのに、それさえも適応出来ないような柔な体じゃ、十分な力を発揮できるわけが無いと思う。
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