俺が20歳の時に始めて習った空手道場。
当時はまだ空手ブームの最後の方でどこの道場も人が一杯いた。
だがその道場、俺が入った時は、何か内部でゴチャゴチャあったみたいで、
師範や指導員の人達がごっそり抜けた後だった。
少年部は大勢いたが一般部の大人は数名。
しかも色帯ばかりで黒帯なんておらんかった。
当然、指導する人間なんているはずもなく、
いつも、その日来ていた一番古い人が前に出て指導。
最初の2ヶ月ぐらいは俺の友人の色帯達が前に出て教えていたが
その内、その友人達も来なくなり、
3ヶ月目ぐらいから何となく俺が前に出て指導する事が増えてきた。
最初は前に出て号令をかけるのが面白く調子に乗って教えていたが
よーく考えたら3ヶ月で教えられるはずもなく
かなり適当な事を言いながら号令をかけていた。
それでも毎月何人も道場生が増えていたからなあ。
ホンマあんな事でよく道場が成り立っていたと思う。
最初に習った道場がそんな感じだったから、その後もずーっと自己流。
11年前にキックを教えるようになってからもビデオを何度も見たり
他の人達の技術を盗みながらずーっと自己流。
まあそれでも何とかなるもんだ。
ちなみに最初に習った道場の館長は、糖尿病ということで激しい運動ができず、
型と約束組手しか教えてもらえなかった。
まあ、そこから色んな基礎が学べたというのも事実。
何でもかんでも教えてもらおうという気持ちだけじゃなく、
自分で色々考え模索し長い間続けてりゃあ意外と何とかなるもんだ。
道場生達にももう少し自分で考え理解し覚える事を身につけていって欲しいと思う。
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