京賀塾道場日記(京都市山科区のキックボクシングジム)

日々の練習や試合での出来事等について普段は熱く、時にはまたーり語ります。“時々ぼやきも入りますよー”

主張するって事は

2018-03-25 16:28:38 | 一般部
サラリーマンの頃、会社の方針について不平不満をこぼすと先輩からは、
自分がやりたい事をしたいのなら自分で起業してそこで自分の理想とすることをやれ、
その覚悟もなく自分の主張だけをするなってよく言われました。
本当にその通りだと思います。
組織に属している以上、色んな思惑がその中にあります。
トップが決断を迫られる時、たとえ一番ベストな答えではなかったとしても、
組織のためにはそれが一番ベストな選択って事があります。
汚い世界と言われても、そうやって社員は守られているわけです。
ですから、一社員が組織のトップに直談判する時って、
どれだけ正しい主張であっても首を覚悟して行動します。

そう言った事は、キックボクシングの世界でも同じではないでしょうか?
選手は少し名が売れると色々自分のやりたい事を主張しだします。
選手が望んでいるのにそれが叶えられない時、
団体が悪い・そのトップが悪い・ケツの穴が小さい等散々な事を言われます。
確かにそれもあるかも知れません。
でも、団体のトップは全体を見渡して判断していかなければなりません。
そんな大人の事情なんて選手に関係がないって言うのなら、
団体に守られることも拒否すればいい。
汚い世界だっていくら叫んでみても、社会ってそういうドロドロしたもんです。
キックボクシングだけが例外じゃないはずです。
ただそのドロドロしたものは全てが悪意の塊ってわけじゃないと思います。
人それぞれに正しいと思う道があるわけです。
それが交わらなくてドロドロしてしまっていることも多いわけです。
そう言った複雑な環境の中にもう一本自分の正しいと思う道を通そうとすれば、
他の人が正しいと思って切り開いてきた道を遮断してしまう事もあるわけです。
選手寿命なんて短いのだから選手の希望を叶えてやれって言う意見もありますが、
その選手の道を切り開いたばかりに他の選手の道を閉ざしてしまうこともあります。
ですから、何かを主張するって事は、それは相当な覚悟と労力が必要なはずです。
試合に勝ったから・タイトルを獲ったからっと言っても
自分の望むことを主張できる権利を手に入れたわけじゃないはずです。
自分の今の地位は失いたくない、
何のリスクも負わず主張だけはしたいって考えでは、
中々実現は難しいんじゃないでしょうか?

でも個人的にはこの二人の希望を叶えてあげたいです。
これだけのスター性と実力を持った二人が同じ時代に現れるってこの先もう無いかもしれません。
ですから私もこの二人の対決は見てみたい。

何の事を言っているのかはご想像にお任せします、バレバレでしょうが(笑)


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