“私は誰かのいいこになっちゃうよ~”
と言う歌がありますが、
私の事をかまってくれないと誰かのいいこになっちゃうよ
なんて50歳に近いオッサンの浮気話が今日のブログの話題ではありません。
私の色恋話など書いても気持ち悪いだけです。
今日ここで書きたい事は社会人の練習生達への応援メッセージです。
社会人は、毎年この時期になると仕事が忙しく出席率が悪くなります。梅雨の時期で気分的に行くのがイヤと言う事もありますが。
それで無くても学生達に比べて時間に制限がある社会人、
一度気持ちが途切れてしまうとこのままズルズル…と言う事になります。
少しでも時間があるのなら、たとえ30分でも良いじゃないですか、重い腰をあげて練習に参加しましょう。
しばらくして又再開しようとした時、体を元に戻すのは大変です。
“継続の難しさ”
そう言う私も仕事の忙しさを理由に何年も全く練習をしていなかった時期があります。
20代後半からの数年間、残業と付き合いで毎日帰るのは夜中の0時過ぎ。徹夜、休日出勤も当たり前。
でも練習ができない本当の理由はそんな事ではないんですよね。
確かに忙しかったし体も疲れ切ってしんどかったんですけど、やろうと思えばいくらでも出来たんですよ。
“楽”したかった、“遊び”たかった。
それが練習をしなかった本当の理由です。
何も運動をしていなかっても昔の蓄えでまだまだ体力には自信があり若い人にも負けないと思っていましたが、
30歳を少し過ぎた頃、ぎっくり腰を何回も起こし、前屈をすると腹がつかえて苦しい、何て事に…
その時始めて“これじゃイカン”と気付く愚かな私。
でも、何年も怠けていた体です。本当に元に戻すのには苦労しました。
それからです、仕事で疲れていようが付き合いで酒を飲んでいようが、たとえ夜中の1時を過ぎていても走ったりウエイトトレーニングをしたり練習を欠かさない様になったのは。
“継続の難しさ”
でもその時気付かなくてはならない事は、誰も決して過去には戻れないと言う事。
“ああ、あの時続けていれば良かった”
等と過ぎた時間を悔いても時既に遅しです。
その悔しさに比べたら“継続の難しさ”なんて屁みたいなもんです。
まあ、そんな事は後になってから気付くんですけどね。
私自身空手以外でもそう言った苦い経験を何度も繰り返してきましたが、
“時間の大切さ”と言う事をつくづく感じられるようになったのはつい最近の事です。
体が動かなくなってから、後が無くなってから後悔するものです。
私の方も道場生達が継続しやすいような環境と雰囲気を作ってあげる努力をしていかないといけませんね。反省する毎日です。
道場も10代から20代前半の若い世代が増えてきました。
ホント“ぼやぼやしてたら”若い世代に道場の主導を奪われてしまいますよ。
私のように道場を持った人間が体力維持の為にする練習、生涯健康の為にする練習、30代・40代になっても現役を続ける為にする練習。
人それぞれ目的が違いますので、同じ練習といっても内容は異なります。
大切なのは、それぞれの目標に向かって頑張る気持ちとそれを維持する精神力です。
ここで踏ん張って親父パワーを若い世代に見せつけてやりましょう!
分厚い胸板に割れた腹筋…
歳を取っても引き締まった体を維持していたら、
もしかして若い娘さんから
「キャー、素敵な叔父様」
と言われる日が来るかも知れない。
私はそう言う日がいつか必ずやってくると信じて日々努力しています。
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