吉村京花☆歌う門には福来る

Jazz, Bossa Nova, Sambaを愛するシンガー、吉村京花のブログです。

いざ! 平泉 その0

2022年05月12日 | 音楽雑記
毎年5月のゴールデンウイーク中に世界遺産の町、岩手県平泉町で開催される「春の藤原まつり」。コロナの影響で中止となった2020年、縮小開催となった2021年を経て3年ぶりに通常開催された今年のお祭りを見物しにいった記録を数回にわたってお届けします。

まずは事始め。

3月末に2022年「春の藤原まつり」通常開催と、メイン行事である「源義経公東下り行列」の義経公役に俳優の伊藤健太郎さんが決定したとのお知らせを受け、これは何が何でもイカネバの娘と化した私。娘じゃないけど・・・(セルフツッコみ)。


2011年に世界文化遺産に登録された平泉。東北の地で平安時代末期に都にも劣らぬ文化が咲き誇った古都のことは以前から気になっていて、いつかは訪れたいと思っていたところへ、今回のこの朗報。
奥州藤原氏が描いた、「この世に極楽浄土を」との思いが約900年の時を経て成就する様子を見届けたいと思ったのでした。
3代目秀衡公は、兄源頼朝に追われ行く手を阻まれていた源義経公を温かく迎え入れ支援したことで知られています。(今年の大河ドラマ「鎌倉殿の13人」でもそのエピソードが出てくるものと思われます)
義経公東下り行列はその場面を再現する催しであり、毎年旬の若手俳優さんを義経役にキャスティングして多くの観客を集めるイベントとなっているのです。

実は伊藤健太郎くんを意識し始めたのはコロナでお家時間が長くなり、ドラマも見るようになってからです。
それまで私は音楽に気を取られドラマはほぼ見ていませんでした。
それが、ステイホーム中にさまざまな名作ドラマが再放送されたこともあり、意識に入って来るようになりました。
NHKドラマ「アシガール」
https://www.nhk-ondemand.jp/goods/G2017081437SA000/index.html?capid=TV60

LIFE!〜人生に捧げるコント〜
https://www.nhk.jp/p/life/ts/99G3NPQNQ5/

日本テレビのドラマ「今日から俺は」劇場版の番宣
https://www.youtube.com/watch?v=qgm3_GDjdls

などで、伊藤健太郎くんの存在に気が付き、
こんなに演技に説得力のある素晴らしい若手俳優さんがいたんだと認識。
すっかり魅了されてしまったのです。
ちなみに最初は「アシガール」の若君と「今日俺」の伊藤ちゃんが同一人物と気づいていませんでした。
それほど、役柄によって違うたたずまいを醸し出せる俳優さんなんですよね。
魅力に気づいて以降は配信系で過去の出演作を見たり(これがまた振れ幅大きい)、
2020年に出演した6本の映画は全制覇。
主演映画「十二単衣を着た悪魔」
https://www.juni-hitoe.jp/

には何度も通い、内面から湧き上がる表情に毎回心揺さぶられていました。
もはや私の中では、いわゆる「推し」となっていったのです。
人生初の推しです。しかも下の娘と同じ学年の男子にです。

彼が2020年10月に起こした自動車事故については、事実として確認しておくと
2021年3月不起訴処分となり、相手方との示談も成立しています。
2021年6月末に復帰と同時にファンクラブが発足。
そのタイミングで私も入会しました。
以前の自分だったら考えられない動き。
それくらい魅力あふれる俳優さんなのですね。
そんなこんなの経緯があり、今回の平泉行きを決意してから、ツイッターでファンの方々や主催者の平泉観光協会の関係者の方々が発信する情報をたくさん参考にさせていただきました。
感謝申し上げます。

藤原秀衡公が逆境にある者に救いの手を差し伸べたように、平泉の町の皆様が伊藤健太郎くんの復帰をあたたかく支え、お祭りと一緒に再生して行こうという心意気を示してくださる。
そんな平泉の皆様に感謝の気持ちを表し応援したいという意味もあって、
普段だったら人混みは絶対避けたいタイプの私が、
敢えて馳せ参じることにしたのでした。
その1へ続く。

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