煙草と珈琲とお月様

趣向品は煙草と珈琲。
趣味は、星空観察。
星空の中でも、お月様が大好きな天体バカ。

19/03/19 視床(ししょう)脳内出血…。アレから10ヶ月が経ちました…。

2019-03-19 21:55:16 | 闘病記
※病気に伴う症状は、その状況により人それぞれです。ここに書かせて頂く病状は、我が家の事ですから、同じ病気を発症したからと言って、全てが同じではありません。

早いもので、奥さんが倒れて、早10ヶ月が経ちました。

最近の我が家では、奥さんの一時外泊が隔週であったりして、なんだかバタバタしています。

施設での奥さんの生活は…。

相変わらず「家に帰りたい」の願望が強くて…。

「会えば泣く」日々が続いています。

多分…。

一時外泊が頻繁にあるので、本人は「帰れる」って認識しているんだと思います。

可愛そうですが…。

今すぐに「帰宅」をさせてあげられないのが現実です…。

でも…。

ほぼ隔週での一時帰宅の為なのか、最近の奥さんの「痴呆度合い」が変化してきました。

とは言え「ボケ状態」の時は本当に酷いですけど、「配線の合っている時」は病気をする前の奥さんそのもので、こちらが呆気に取られるような発言もあります。

先日なんて、チョット寝癖をからかっていたら…。

「これ以上茶化すと、ぶっ飛ばす!( *`ω´)」って!!

思わず笑ってしまいました。
(^_^)

精神的なリハビリは、やっぱり「自宅」が最も効果があると思います。

身体の方は…。

半側空間無視は、やはり右側が認識できないようです…。

でも、食事の配膳位置を工夫して置いてあげれば、左手を使いトレーニング箸を上手に使って食事をしています。

麺類も上手に啜って食べていますよ。

でも、食事の際にエプロンは欠かせません。

麻痺のある右側の口元から食べ物や飲み物が溢れちゃうんですよ。

最近では奥さん自身も「どうしてかな?」って言う事もある位酷くて…。

口元のトレーニングが足らないのかな…。

右半身の麻痺は…。

やはり深刻ですね。

右側は触っても感覚は無いそうです。

奥さん自身も良く言っていますが、
右手がどこにあるのかすら分からなくて、寝ている時に探しちゃうことがあります。

排泄は…。

まだまだしばらく介護用パットにご厄介になりそうです…。

歩行に関しては…。

少し進化がありました。

歩行方法も変わり、四点杖を使い、体重を左右に移動させる事により、麻痺のある右足を振り子のように振り出す方法を練習しています。

ヨタヨタと歩き始めた赤ちゃんのようにフラフラしながらも、軽く介助してあげるだけで歩ける?って言うか動ける?ようになってきました。

これには驚きました。

ほんの数メートルしか移動が出来ませんが、出先でトイレに行く時に助かります。

この歩行が出来るようになった頃から、自力での自立もしっかりと立っていられるようになって、杖や手すりがあれば結構な時間を立っていられます。

そのお陰でパット交換やトイレ介助やズボンの履き替え等々、本当にラクになってきました。

先日も出先で多目的トイレに行ったのですが、いつも利用しているトイレと手摺の向きが逆だったのですが、問題なく利用出来ました。

今の老健施設に転院して2ヶ月半で、まだまだ進化してくれていて、本当に嬉しいです!
(^-^)

短期集中リハビリ期間も、残すところあと2週間…。

短期集中リハビリ期間が終わっても、ほんの少しだけ通常よりリハビリ量を増やしてくれるそうです。

さて…。

あと数週間のリハビリで、どこまで進化してくれるのか?

その後の進化を期待し過ぎない程度に期待して、11ヶ月目を迎えていきます。

そして…。

この11ヶ月目には…。

私達家族にとって「吉報となるか?」の賭けに出ようとしています…。

それはまたの機会に…。



では。
コメント
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