煙草と珈琲とお月様

趣向品は煙草と珈琲。
趣味は、星空観察。
星空の中でも、お月様が大好きな天体バカ。

19/04/19 視床(ししょう)脳内出血…。アレから11ヶ月が経ちました…。

2019-04-19 18:50:08 | 闘病記
※病気に伴う症状は、その状況により人それぞれです。ここに書かせて頂く病状は、我が家の事ですから、同じ病気を発症したからと言って、全てが同じではありません。


奥さんが昨年の5月に視床脳出血を発症して・・・。

また季節は春に戻ってきました・・・。

あっという間に、もう少しで一年になります・・・。

今の老健施設での短期集中リハビリ期間も4/3に終わってしまい、実費で追加のリハビリを少しだけやってもらっています。

でも…。

奥さんの「進化」は、やはり限界のようです…。

当たり前ですけど…。

左側の視床脳出血の為、「右半身麻痺」の改善は「ゼロ」…。

ピクリとも動きませんし、痛みや痒みも感じない状態です…。

口の中も右側が鈍いのか、麻痺しているのか、味覚感覚もおかしいようです…。

今は「右半身の痙縮」を避ける為のマッサージを続けていき、関節を「動かしてあげる」ことをひたすら続いていくしかありません…。

「言葉」は…。

痴呆の影響なのか、とにかく言い間違いが多いです…。
そして、一度言い間違えてしまうと、修正するのに一苦労します…。
しかし…。
元々言い間違いの多かった奥さんだったので、この事は全く気にならなくて、笑いながら会話してます…。

でも…。

「記憶」に関しては…。

相変わらず「痴呆」もあり短期間の記憶力が全く改善されなくて…。

何でも、直ぐに忘れちゃうんです…。

何度も何度も同じことを言います…。

自分で出来ない事を出来るって言い出したり、動かない右半身を見て、泣いて悲しんだり…。

「排泄行為」も成功率5割くらい…。

可愛そうですけど、なかなか上手に制御が出来ないです…。

そして…。

ボケのある時も無い時も必ず言うのが…。

「家に帰りたい」

泣きながら訴えてきます…。

サラリーマンの私にとっては、一番辛い一言です…。

サラリーマンは、会社に行って仕事をして給与がもらえます…。

もちろん、奥さんに障害があっても「自活」出来るのであれば、私も会社に行けます…。

しかし、今の状態だと…。
自活は難しいです…。
いや、無理です…。

「帰宅願望」を無視したら、奥さんのこれからは「特養」へ行くしかありません…。

今の「老健」へ入所してから、ずっと悩んでいました…。

突然の病気に襲われて、生死をさまよった最初1ヶ月間も、辛く・苦しい日々でしたが、ここ数ヶ月間は、避けられない現実と奥さんの願望との板挟みでした…。

私の仕事は「建設関係の設計」…。

独立して自宅で仕事をするか…。

サラリーマンを続けて、奥さんを特養に入れるか…。

そんな時…。

今も付き合いのある、昔の仕事仲間から…。

「自分会社に来て、在宅で設計業務をして、奥さんを家に帰してあげるのが一番!」

って、有難いお話しを!

個人経営の小さな会社ですが、私の事を「在宅勤務」でも雇っていただけると言う、本当に「救いの提案」でした。

もちろん年収は激減…。

でも…。

「年収」よりも「奥さんの願望」を叶えてあげられる最後の架け橋でした…。

もちろん…。

仕事以外に家事も介護もしなければいけません…。

でも…。

「今の年齢だから出来る。もし10年後に奥さんを受け入れ出来ない事になったら、一生後悔する。」

だから…。

在宅勤務を決心し、仲間会社に転職する準備を開始…。

今勤めている会社に退職届けを出すと…。

奥さんが倒れて10ヶ月間、何もアクションの無かった会社が、退職届けを受理してくれない事態に…。

「降格・減給・賞与無し」の3条件で在宅勤務を打診されました…。

3条件のベースは、通常業務の8掛けベースだそうです…。

前例が無い為、会社が出した結論でした。

とは言え、仲間の会社の年収よりも多い年収が確保出来る提案…。

仲間からは…。

「いつまでも待つから、給与の良い条件を選べ」と…。

本当に良い仲間…。

本当に有難い…。

結局、仲間の会社には一年だけ待ってもらう事にして、今の会社に席を置き、在宅勤務を始める事になりました。

奥さんが調子の良い時にこの話をしたのですが、泣いて喜んでくれました。

でも、相変わらず「痴呆」で忘れちゃうので「家に帰りたい」って言いますよ。

3月の最終週に事務所の私物を引き払い、自宅の仕事場と奥さんの休憩場所を作り…。

実際、4月1日から自宅で仕事を始めています。

っと言っても、会社からは「週一度、出社するように」って後から言われちゃいました…。

在宅勤務の話の時に「隔週のショートステイの日ならば出社出来る」と伝えてあったんですけどね…。

奥さんは、3月末から隔週で一時帰宅し、のんびり過ごしている中で、私の「仕事・家事・介護」の三つ巴生活の練習が始まりました。

元々、休日に家で仕事をしたことも多々あったので、仕事をしている時の奥さんは、静かにしています。

午前中に数時間、午後から数時間の仕事をし、奥さんが寝てから深夜まで、不足した分の仕事。

何とか在宅勤務でも「8時間労働」を確保して頑張っています。

そして…。

奥さんの退院は…。

来週末の4月27日に決まりました。

退院・帰宅に合わせて「デイサービス」と「ショートステイ」、更に「在宅診療」と「在宅マッサージ」や家で必要な備品等の打ち合わせと手配と契約をケアマネジャーさんと日々やっています。

介護専門の方かしたら「仕事・家事・介護の三つ巴生活」は無理では?って思われるかもしれませんが、今は「奥さんの笑顔」が見たいので、「絶対に出来る!」って思っています。

長かった「奥さんの不在生活」も、この1週間でお終いです。

そして、いよいよ「介護生活」の本番が始まります。

家に帰る事により、少しでも「痴呆」が良くなると良いなぁ〜って思っています。

そして、奥さんに怪我をさせないように気をつけていかないと。

これからが「本番」です。

頑張っていきます。

では、また。
コメント (6)
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