那須のケーキ屋 ル・シェーヴルフイユ

栃木県那須町の洋菓子店です。
主に商品やお店のお知らせなどのご紹介です。
その他は日常ブログで展開。

♪垣根の垣根の曲がり角~

2011年10月27日 22時53分08秒 | クリスマス

さて、
近頃はデパートでも多くのお客様にご利用頂くために
人気のある低価格商品を扱うようになってきたり、
スーパーなどの食料品店ではお客様の満足度を上げるため
より専門的な商材を扱うようになったり、
さらにコンビニなどでは自前の流通を活用して
ニッチな商材やネームバリューの高いプロデューサーの商品を置いたりと
食品を扱う業界内では「お客様受け」をキーワードにいろいろな動きを見せております。

まぁ、最近に始まった事象ではないにしろ
地方に籍がある事もありその動きは本当に垣根なく
新たな特色で自分の足元を見つめるいいきっかけになったりします。

そんな中新たな試みでスーパーに商材提供をするお話を頂きまして
対応すべく臨んでおります。

そんな稀有なお考えのスーパーとは
今年リニューアルをしました「三桝屋」さんでございます。
http://mimasuya.in/

私、子供のころより「ミマスヤ」さんと申しますと「世界の食品」といったイメージが強く
今回も初めにお話を頂いた際には
「なるほど、じゃぁ世界のクリスマスケーキを…」
と考えていたのですが、
前記の通りリニューアルされて
一言で行ってしまえば「地産地消」といったコンセプトになり
そのキーワードをもとに打診してくださったということで
店としての立ち位置も大分変化し、定着してきたのかとも感じたわけです。

さて、今回初めての試みということもあり
自分もスーパーで扱ってもらったことはこれまで一度もなく
「何をすべきか」
というところから考えておりました。
なぜかと申しますと、地元の方はもうご存じなとおり、
従来より付き合いのある「東武百貨店大田原店」とこの「三桝屋」さんは
直線で1キロしか離れていない(笑)
そこで、それぞれのお店にお客様が何を求めているのか、
そしてうちの商材がどのように加われば楽しんで頂けるようになるのかを
自分なりに考えまして、
「東武はオリジナリティーのあるデパートならではの商材を」
「三桝屋では那須のお店と同じ商品と地場産を推した品物を」
という考えに行きついたのでした。

かねてからの悩みがありまして、
当店は那須という行き止まりの地で営業をしております
たとえクリスマスであろうとケーキ1台のために年末の忙しく、
また雪があるかもしれない交通リスクを超えてまでお客様が来るべきなのかというところです。
もちろん完全な地元の方には便利に使って頂くのが一番なのですが
仕事終わりのお父さんが受け取りに来ようにも
営業時間が18時までで真っ暗な山の中ではあまりにも無理がある。
仮に三桝屋さんで同じ商品があれば、
21時までの営業時間があり、街中であり、
ついでに何か足りないものの買い物を
年末の多忙な会社帰りにも実現できるのではないかと考えたのでした。

そんなわけであまりマニアックすぎないケーキをこれまでご紹介した中から6点と
逆に三桝屋さんでしか買えない当店のケーキを3点と
地場産を強く推したオリジナル1点を加えた
合計10品を三桝屋さんで扱って頂きます。(ご予約が中心となります)
明日から改めてケーキのご紹介を進めてまいりますので、
「欲しいけど那須まで行くのは・・・」
と考えていらっしゃる方はぜひご覧いただければと思います。

 


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