リートリンの覚書

日本書紀 巻第三十 高天原廣野姫天皇 二十五 ・元嘉暦と儀鳳暦の施行 ・吉野宮・藤原への行幸



日本書紀 巻第三十 
高天原廣野姫天皇 二十五

・元嘉暦と儀鳳暦の施行
・吉野宮・藤原への行幸



十一月七日、
送使の金高訓等に
賞賜(しょうし)しましたが、
各々差がありました。

十一日、
勅を奉り、
始めて、
元嘉暦(げんかれき)と
儀鳳暦(ぎほうれき)を行いました。

十二月三日、
送使の金高訓等が帰国しました。

十二日、
天皇は、吉野宮に幸しました。

十四日、
天皇は、吉野宮から帰りました。

十九日、
天皇は、藤原に幸し、宮地を観ました。
公卿百寮が皆、従いました。

二十三日、
公卿以下に賞賜しましたが、
各々差がありました。



・賞賜(しょうし)
功労・善行などの賞として物を賜わること。また、そのもの
・元嘉暦(げんかれき)
中国暦の一つで、嘗て中国や百済、日本などで使われていた太陰太陽暦の暦法
・儀鳳暦(ぎほうれき)
中国暦の一つで、中国の唐の天文学者の李淳風(中国語)が編纂した太陰太陽暦の暦法



(感想)

(持統天皇4年)

11月7日、
送使の金高訓らに賞物を与えましたが、
各々差がありました。

11日、
勅を承けて、
はじめて、
元嘉暦と儀鳳暦を施行しました。

12月3日、
送使の金高訓らが帰国しました。

12日、
天皇は、吉野宮に行幸しました。

14日、
天皇は、吉野宮から帰りました。

19日、
天皇は、藤原に行幸し、
宮地を観ました。

公卿百寮が皆、
従いました。

23日、
公卿以下に賞物を与えましたが、
各々差がありました。

明日に続きます。

読んでいただき
ありがとうございました。





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