大嘗祭とは
大嘗宮の儀
(悠紀殿供饌の儀・主基殿供饌の儀)
天皇が即位の後、
大嘗宮の悠紀殿・主基殿において
初めて新穀を皇祖及び天神地祇に供えられ、
自らも召し上がり、
国家・国民のために
その安寧と五穀豊穣などを感謝し、
祈念される儀式
大嘗祭一連の流れ
1.斎田点定の儀
(さいでんてんていのぎ)
悠紀及び主基の両地方を定めるための儀式。
5月13日、神殿にて行われました。
カメの甲羅を焼き亀卜(きぼく)し、
新穀を育てる斎田を決める儀式です。
今回の悠紀地方は、栃木県。
主基地方は、京都府に決まりました。
出典:FNN・jp プライムオンライン
2.大嘗宮地鎮祭
(だいじょうきゅうじちんさい)
大嘗宮を建設する予定地の地鎮祭
7月26日、皇居東御苑で行われました。
施工は明治から平成の大嘗宮に携わってきた、
大手ゼネコンの清水建設です。
3ヶ月あまりの間に、
約30棟の木造殿舎を建設します。
3.斎田抜穂前一日大祓
斎田抜穂の儀の前日、
抜穂使始め関係諸者のお祓いをする行事
斎田抜穂の儀の前日である、
9月26日に悠紀地方・栃木県高根沢町、
主基地方・京都府南丹市で行われました。
※写真引用:神社本庁ホームページ
4.斎田抜穂の儀(さいでんぬきほのぎ)
斎田で新穀の収穫を行うための儀式
9月27日に悠紀・主基両地方の斎田にて
抜穂の儀が行われました。
斎田悠紀地方(栃木県高根沢町大谷下原)
お米は「とちぎの星」。
主基地方(京都府南丹市八木町氷所新東畑)
お米「キヌヒカリ」。
※写真引用:神社本庁ホームページ
5.悠紀・主基両地方新穀供納
悠紀・主基両地方で
収穫された新穀の供納をする行事
10月15日、
悠紀・主基両地方の大田主らが参列し、
皇居東御苑に建設中(当時)の
大嘗宮の一角で行われました。
出典:時事ドットコムニュース
明日に続く