僕は名もない凡人でいたい

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友人の入院

2015年09月23日 | 闘病記
「リリカ使ったことある。かなり助けられたよ」
難病と闘う友人からメール。
以前の日記にも書きましたが、リリカとは神経障害疼痛の薬です。
彼女も使っているなら、わりと一般的な薬なのかなとちょっと安心です。

リリカを服用して3日間は痛みがあり、耳まで侵されそうでしたが、4日目の今朝は、痛みがくすぐったさに変わりました。
くすぐったいのもなんだか気持ち悪いのですが、痛みよりはマシです。
副作用に劇症肝炎の症例も上がっているらしく、大好きなお酒を自主的に控えています。
ワインならいい? ダメ? じゃ、ハイボールは? そうかダメか……1日1回は自己問答し、下戸人に笑われています

libertaの入院と入れ違いのようにして、さきに書いた友人の入院が決まりました。
ベーチェット病というのは本当に大変な病気です。
CV(中心静脈カテーテル)を入れる予定だと聞き、ただただ、上手な先生に当たりますようにと祈るばかり
CVははっきり言って痛い。
わたしは化学療法のたびにCVを入れましたが、骨髄穿刺やら腰椎穿刺やらを超えて一番痛い処置でした。
しかしどれにしても、成功すれば痛みはかなり軽く済みます。
つまり、医師の腕次第なんです。

面白い本があったら教えてと言われ、入院中に読むならと『キノの旅』を紹介してみました。
可愛らしいのに冷淡。
美しいのに残酷。
そんな世界観で、文字も少なくて、詩のようにも読める作品です。

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