僕は名もない凡人でいたい

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デッサンと構想の授業

2015年07月13日 | 大学
3日間、朝から晩まで大学に缶詰。
ひたすら絵を描く授業。
わたし以外は全員、日本画とか洋画とか油絵とかデザインとか……とにかく絵を描く専門の人たちだったので、色々教えてもらいながら描いた。
最終日は、新聞紙4枚以上をつなぎあわせたサイズの紙を使って、火を使うのと人に迷惑をかける(ニオイなど)以外なら、何を使っても何をしてもいいという、自由な課題。
自由?!
なんて、最高の課題!!(^0^)
わたしは皆みたいにたいした画材も持っていないけど(水入れは佃煮が入ってたプラスチックケース、筆やパレットは100均一)関係ない。
手持ちのパステルと色鉛筆で、どうしても「魔笛」の一場面を描きたくて!
夜が支配する世界と、森と、パパゲーノと、ちょっぴり見切れるパパゲーナを。
最終日は、5時起きで一番早く教室に着いた。
先生に「今日は目の色が違う」と言われ、「え?!あなた文芸の人なの?!」と驚かれたさ(笑)

講評で、皆の絵を見て感動して泣きそうになった。
わたしの絵は、ただ自分が描いて楽しいだけの絵。
(下手でもいいや。失敗してもいいや。っていうか、絵に失敗なんてあるの?失敗もアリじゃん)
って思いながら描いてる絵。
でも、絵を専攻してる人たちは、もっと切実ですごく悩みながら描いてて、描くのが嫌だって思いながら描く時もあって……そういう話を聞くと、自分がバイオリンを弾くのと同じだと思った。
それだけ「真剣」に向き合ってるってことだから。
泣いてる人もいた。
大学のスクーリングは、時間を作るのも通うのも大変だし、お金もかかるけど、いつも絶対に感動する。

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6 コメント

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Unknown ()
2015-07-13 14:12:11
素晴らしいですね
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欄さん (lib)
2015-07-13 14:49:24
はい、とても良い時間でした
そのかわり、3日分の家事は溜まってしまいましたが……(^^;)
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Unknown (MI)
2015-07-13 15:59:12
かけがえのない経験をしていますね。作品、見せていただきたいです。
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MIさん (lib)
2015-07-13 16:30:02
せっかく元気になって復学できたので、前のめりで頑張りたいと思っています
絵、写真で良ければメール送ります。
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Unknown (ken)
2015-07-13 17:36:41
表現したいものと表現技法の間に横たわる隔たり。それは壁なのか段差なのかそびえ立つ山なのか深い闇なのかは問題の大小と捉え方で変わるのでしょう。
libertaさんは自由なんだと感じた時点で、その隔たりを飛び越えてしまったのでしょう。
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kenさん (lib)
2015-07-13 19:15:22
ただ、子供みたいに好きなものを描いただけで、技術は足りないだらけなのですが…楽しいことが一番で、あとは二の次です
kenさんが言うように、少しは隔たりを超えたのでしょうか。
(足りなさに気づいただけでも?)
真面目に勉強したら、そのうち苦しいこともあるかもしれませんが、今はまだ楽しいだけで満足しています
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