初夏ですね、スタジアムに行こう。

サッカーワールドカップ最終予選、先日オーストラリアがウズベキスタンに勝ち、バーレーンがカタールに勝ったため、このような順位となりました。

1位豪州　　　　　　 勝ち点13
2位日本　　　　　　 勝ち点11
3位バーレーン　　　 勝ち点 7
4位ウズベキスタン 　勝ち点 4
5位カタール　　　　 勝ち点 4


この為、日本は残りの3試合のうち、一つ勝てば2位以上が決定し、本戦出場が決まります。

ディフェンスの要でキャプテンの中澤選手、ケガから復帰のマルクス闘莉王選手が
安定した前回のプレイをすれば予選突破は問題無いでしょう。



キャプテン中澤選手が自ら給水ボトルを運んでます、珍しいシーンなので・・・パチリ撮りました。



サッカーをテレビ観戦していると、どうしてもボール中心の映像となり、全体を見たい引きの絵が映らない、ボールがないところの選手の動きが見えないというストレスを感じます。
やっぱりテレビで見ているよりはスタジアムで見たほうが何倍も感動的です。

おそらく家の中でイタグレが遊んでいる様子を近くで見るのと、フィールドで自由に走り回るイタ達を見るくらいの違いが有ります(凄いこじ付け・・)

スタジアムへ行ったら、こんな見方をしてみて下さい。

◆ 試合がはじまると相手チームとのコンデションの違い、走力・技術の差、相性
　などで優劣がつき、ボール支配率に現れます。
　 ただ優勢に立っているチームでも同じリズムで攻撃していれば、守るほうも次
　 第に合わせやすくなってきてカウンターを狙って来ます。

　そこで、リズムを変える基点となる選手が必要になります。
　 日本代表なら、シュンスケ・遠藤選手にボールが収まるとまわりの選手たちは
　 いっせいに動き出しマークを振り切ろうとしたり、スペースへ走り出したり、
　 おとりの動きをします、その状況を瞬時に見てシュンスケ・遠藤選手は、一番
　 相手にとっていやな所へパスを出すのですが、テレビではなかなか全体を捉え
　 きれません。

昨日、NHKのBS-hiで放送される「アインシュタインの眼」という番組で、ドイツで開発されたスーパーカメラ2台をスタジアムに持ち込み、W杯最終予選対バーレーン戦のピッチにいる22人すべての選手の動きをそれぞれ個別に捉えてそれをコンピューター上で解析し、各選手の運動量、スピード、陣形の変化などのデータ化したそうです。

この試合での日本代表の総ての選手の走行距離を合計したところ、120kmにもなることがわかりました。これは、ユーロ2008での、スペイン99.94km、ドイツ100.35km、イタリア108.94kmに勝る結果です。個別に見ると、長友選手の走行距離が最長で12.58km、2番目が意外に俊輔で12.44kmで、さらに意外なのがGK楢崎選手も実に試合中に6.25kmも動いていることがわかりました。

試合中の運動量については、全員で守って全員で攻める人とボールが連動するサッカーを目指す日本代表は、世界トップレベルにあることがわかったそうです。

一方で、この試合では流れの中でゴールを決められなかったという課題が残りましたが、これについても得られたデータを基にCGを用いて各選手の試合中の動きを再現して、いろいろな視点から検証することで、ゴール前での動きに課題があることが判明したとの事。


参照
４月２３日（木）　午前８:００－８:４４　＃７３　最新技術がとらえた　サッカー日本代表　～ワールドカップアジア最終予選ハイライト～

>http://www.nhk.or.jp/einstein/archive/index.html










南アフリカでは、決定力有る若手ストライカーが現れますように。