LIPRIVERの部屋 (フォトブログ)

1日数枚の写真を掲載 花の写真、神戸の素敵な所、関西を中心とした写真を紹介。ただ、写真と記事とは余り連携していません。

震災から20年

2015年01月16日 | ひとりごと

早いもんですね。震災から20年、何かアッと言う間でしたね。震災の前の16日は家族で外食した帰り、やけに空が暗く。星が全くと言って見えなかった事を思い出します。今から思うとそれも何かの予兆だったのでしょうね。震災の当日は、下からえぐられるような感覚。何があったか?ただ、不安だらけの1日になりましたね。まだ、薄暗かったせいもあり、何がなんだか解りませんでしたが、家の中はものが散乱。日が明けると姉から電話。神戸が酷い事になっていると、その一報を聞き、車で家内の親の家へ、周りは家が傾き、道路が陥没。アチコチの壊れた家を目の当たりにし、夢の中にいるのではと錯覚しましたよね。ホント、家がペシャンコ、何とか無事な姿を見ましたが、親も放心状態でしたよね。誰もが・・・・・ですが。あの時の衝撃は何時までも忘れないですよね。ホント、神戸は蘇るのかと不安になったものです。あれから20年、何も無かったような神戸の姿。驚きですよね。忘れたいけど忘れられない。ガレキの山が出来、何時まで続くのやと思いましたものね。30分で行ける所が何時間もかかり、随分苦労しましたよね。神戸では長い間、仕事がはかどらなかったけど、仕事は山の如くあり、今となっては良い経験だったのかと。でも、こんな経験は二度としたくないですよね。写真好きの私がこの頃の写真は1枚も残していない。と言うよりカメラは何故か封印してましたね。自分の中では記憶に残して置きたくないような、何かが働いたのでしょうかね。今から思うと少し残念?・・・・・・。でも、あんな嫌な風景は消し去りたいですよね。壊れた家、壊れたビル、ガレキの山、そして、仮設住宅。家内の親が住んでいた仮設住宅。その頃の写真が一枚もない。孫にこんな事があったんだよと言っても信じてくれないかもね。今の神戸をみたら嘘みだいだもんね。