ヘミシンク(記事はいただき物です)
ヘミシンクは、モンロー研究所によって特許取得されたオーディオ・ガイダンス技術です。医療機関や大学との共同研究によって科学的にも臨床的にも証明され、さらに50年以上にわたる実証的な教育・研究活動を通して洗練されてきました。
長年の研究の結果、特定のサウンド・パターンが、人間の意識をさまざまな状態へと導くことが明らかになってきました。たとえば、深くリラックスした状態、睡眠、瞑想、知覚の拡大した状態、至高体験など、通常とは異なる意識状態です。
このオーディオ・ガイダンスのプロセスは、何層もの複雑なオーディオ信号を組み合わせることによって共鳴現象を起こし、特殊な脳波を発生させて、意識を特別な状態へと誘導するものです。その結果、左脳と右脳が同調して機能する、脳全体の同期現象が発生します。この状態をヘミシンクと呼びます。ヘミシンクとは、ヘミスフェリック・シンクロナイゼーション(左右半脳の同調)の略であり、モンロー研究所の造語です。
実際には、静かなリラックス状態、高い集中力など、さまざまな意識状態を作り出すために、何種類かのヘミシンク信号が使われています。これは、レーザー光線がコヒーレントな(整然とした)集中した光の状態を生み出すことに似ています。ヘミシンクは意識を、集中力を伴ったコヒーレントな状態へと誘導します。それによって、人間の精神的能力を高めるために最も適した意識状態へと導いていきます。
ヘミシンク信号に加えて、ミュージックや音声ガイダンス、あるいはかすかな音響効果などが組み合わされて、その効果はさらに高められます。
ヘミシンクに関するモンロー研究所と専門機関との共同研究は現在も続けられ、さまざまな応用技術が開発されてきました。その成果は、数々のヘミシンクCDなどの製品として世に送り出されており、多くの人々に利用されるほか、セラピストや医療機関、教育者などの専門家にも広く活用されています。
また、ヴァージニアのモンロー研究所において実施される滞在型プログラムをはじめ、世界中のヘミシンク・ワークショップにおいて利用されています。
安全性 Safety
ヘミシンクは、長年の研究と実績によって安全性と有効性が証明されています。また、サブリミナル(潜在意識に働きかける)メッセージは使われていません。リスナーは、常に自分自身のコントロールを失うことはありません。
応用例 Application
ヘミシンクは、からだやこころの健康にさまざまな効果があることが知られています。そして知覚や学習などに多くの応用例が考えられます。
Enhanced well-being
からだの健康
・ 免疫力向上のための心身の繋がりの強化・ 病気や手術からの回復速度の向上
Emotional well-being
こころの健康
・ ストレスの解放・ 不安の解消
・ 心的エネルギーの補給
Expanded awareness
知覚の拡大
・ 意識状態の探索・ 新しい知覚回路の開放
Creativity and problem solving
創造力と問題解決
・ 全体把握能力の拡大・ 洞察力の獲得
・ 芸術的表現力の強化
・ 創造力の促進
Meditation
瞑想
・ 精神の静寂・ 深い瞑想状態の達成と維持
Sleep and dreams
睡眠と夢
・ 安眠誘導・ 睡眠周期の調整
・ 時差ボケ防止
・ 不眠症対策
Learning and memory
学習と記憶
・ 注意力と集中力の改善・ 知的処理スピードの向上
・ 過度な精神活動の減少
・ 新しい知見の獲得と維持
・ 注意欠陥・多動性障害の改善
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