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エソテリックD3への思い(再掲載4)

2024年03月13日 | Esoteric ・TEACH

検索ロゴをみますと、エソテリック D3というのが目について、

同じロゴで検索をかけてみましたところ
D3を直します・・などの修理屋さんの記事が多くあがっていて
ちょっと、きになって記事を読んでみました。

OHはたいていがどこでも、全半田まし、全コンデンサ(グレードアップのもの・音響用のもの・適材適所)など、おこなっていないのですが、
それで、良いというオーナー様であるのなら、致し方がないことなので
そこは、スルーしまして、

一番きになっていた、OSコンとD/Aコンバータ部分についての確認がおこなわれているか
みてみましたが、書いてありません。

現状、D3を手放そうと考える方の一部には、上の2か所による不具合までいかない劣化により
音に違和感をかんじてということもありえるかと思います。

その違和感の特定ができない状態で、部分半田ましや一部コンデンサ交換などをおこなっても、
いずれに劣化が不具合を引き起こす元になりえるかもしれません。

このことがあり、あえて、情報を流していたのですが
D/Aコンバーター・OSコンの確認を行いましたという記事が見当たりません。

オーナーさま自体も飛び込みで修理依頼をされるのか、
D3の危機を認識しないままで、確認依頼もされていないのでしょうか?

そんな状態で、メンテナンスしましたというふうに、謳っているのが
オークションなのですが・・・。

うっかりすると、D/Aコンバーター・OSコンの確認が行われず、
やはり、違和感があるということで、
これは、早いうちに鳴っているうちに手放したほうが良い、と
オークションにだせば、当然、一部半田ましなどであっても
メンテナンスしてます。と、書くわけでしょう。

このあたりの事を、判っていて
D/Aコンバーターやら、OSコンの確認とともにきちんとしたOHのうえ
できれば、音質改善を行う(すこし、ぼやけた感じの音がくっきりして、レンジがひろがります。
どちらかというと、甘い(柔らかなふくよかさ)良い音を出す傾向のあるD3なので、このあたりが、きっちり引き締まったうえで甘やかさが心地よくなります)などの考えでD3を手にいれる覚悟をもってくださらないと

最終的には、D/Aコンバータがだめになった場合他部分も壊して、かつ、再起不能の事態を引き起こします。

D/Aコンバーターはまだ手に入るものなので、
メンテナンス済というD3であっても、一刻も早く、確認をおこなってほしいものです。


前の記事に個人での確認方法の一つをかいていおります。

緊急報告のため、再掲載です。 特にオーバーホールを急いでもらいたい機種 2つ

が、それでも、確認したところ、大丈夫だったのに突如壊れるという状態がありましたので
多少・・バグ持ちというか、経年使用による耐久限度が徐々にでなく
突如現れるということもあり得ます。
へたった、D/Aコンバーター・OSコンが
へたった、コンデンサとへたった半田で均衡を保っているという
劣化品の支えあいでかろうじて鳴っている場合がありえます。

つまり、A級製品のはずが、実質はB級・C級になっていて、
それをありがたがってきいているという
耳への逆エージング魔法にはめられている場合がありえます。

当方で治せということでなく
D3を絶滅危惧種にしたくないと思いますので
どうぞ、他所で修理依頼をするにしても
D/AコンバータとOSコンの確認を依頼してください。



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5 コメント

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D-3 XLR DC漏れ (はいぱー)
2018-02-06 10:50:04
以前D-3をTEACに点検に出したのですが、XLR出力のDC漏れがあるが、使用しないならそのままでよいでしょうと戻されたことがあります(RCAはOKとのこと)。理由は明らかにされませんでした。
上記の記事はこれに関係しますでしょうか。
また、DC漏れについて聞かれたことはありますでしょうか。
返信する
D-3 XLR DC漏れとのこと・・ (代理)
2018-02-14 02:16:08
DC漏れというのは、電源トランスの電圧低下をおっしゃるのでしょうか?
例えば、B226ですが・・
http://longingforaudio.blog.fc2.com/blog-entry-188.html

上記の記事の元は、
http://longingforaudio.blog.fc2.com/blog-category-129.html
に、なります。
これは、OSコンデンサー(かなり持つ品質に定評のあるコンデンサです)の容量抜けについてかいたものですので、
DCとは、無関係です。

DC漏れということについては、
後ほど、高橋に聞いてみます。

単純に聞くと、代理には
XLR側でショート?漏電している?ように
感じますが・・・????
メーカーはOHはおこなわないのと、
使用に問題のないことには、対応しません。
OSコンの容量抜けなど(コンデンサすべてですが)は、電流に負荷をかけてしまい
例えば、DAC(ダックチップ)LSIなどの
劣化促進になってしまう危険性があると思います。
URLを貼り付けましたので
本編のほうを読んでいただくと
意味合いが判ると思います。

D-3というカテゴリと
p2S・D-3というカテゴリ
二つありますので、
両方とも呼んでいただくと良いのではないでしょうか?



返信する
D-3 XLR DC漏れとのこと・・2 (代理)
2018-02-14 11:46:34
高橋にきいてきました。
DC漏れというのはAUDIO世界での用語としてあります。
この詳しい内容は抜きにしておきますが、
実は、代理もXLRならダメ。
RCAならOK。
と、いうところに疑問をもっていました。
D3の回路設計が違うのだろうか?
と、かんがえたのですが・・・
WADIAならば同じDCからの回路になり
ベースがXLRで、
RCAも同じ回路を使っています。
つまり、片一方だけがおかしいということは
回路的にはありえないのです。
そのあたりを高橋もおかしいといっていて、
接触不良などであれば、メーカーは直すとおもうのですね。
そして、詳しいことを言わないということは
単純には直せない。
と、言うことです。
おそらくですが、
DA/C(ダックチップ)が壊れていて、(壊れかけていて)発振をおこしていて、これが、オペアンプを壊している(壊しかけている)可能性があります。
おそらく、メーカーには、もう、もともとのDA/Cやオペアンプがなく、D3の中はかなり込み入った構成になっているため
直したくない。直せない。と、なったのではないかと思えます。
高橋のブログの方にもあげていますが、
DA/Cが壊れていたのは、2回あったと思います。
このDA/Cはまだ市場では流通しているので市井の修理やさんなら、直すことは可能です。
案内した、D3(のみ)の方の場合
確か(D3の載っている記事にかいてありますので、確認してださい)
うろ覚えですが・・・
アンプのヴォリュームを0にして、
D3側をヴォリュームをマックスにもっていくとDA/Cからのわずかな発振音が聞こえたとのことです。
それくらい、わずかな発振音なのです。
よほど、常日頃、聴いてらっしゃるので、通常の演奏でも違和感を感じられたのでしょう。
この確認を行ってもらうと良いのではないでしょうか?

あと、D3はOHは無論ですが、
音質改善をおこなうと、だいぶ音がよくなります。





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Unknown (はいぱー)
2018-03-03 23:37:32
ご丁寧なレスをありがとうございました。
コメントが遅れました。
通常使用時にあまり音楽に違和感は感じません。
(もちろんRCA出力です。実は私のアンプにはXLR入力は無いので、D-3 のXLR出力は使えません)
ご指摘の通り、ブロック図からはRCAは良くて、XLRにDC漏れというのはとても理解できません。
TEACでは、原因は調査もしてくれませんでした。

片チャンネルあたり、4個のDAC(AD1862N-J)が使われており、その後にI-V変換(OPA604が4個)、ディザ演算(LT1028が2個)、最後に位相加算(AD797が2個)が行われています。RCAとXLR出力はトグルスイッチで切り替え、AD797を2個使えばXLR、一個でRCAとなります。この2個のAD797の後ろにそれぞれカップリングコンデンサ(OSコン)があるようなので、RCAが良くて、XLRが駄目というのは全く理解できなくて困ります。私の耳では発信音は確認できていません。
最後の音質改善は簡単に行えるのでしょうか。
興味があります。
返信する
音質改善について (代理)
2018-03-04 10:50:06
当方では、
OH前提で不具合修理を行います。
そのOHを行わないで
音質改善をしても、音質改善の意味がないので
(元のコンデンサ・半田が劣化していて
まともな音がでていない状態で音質改善は無意味)
と、いうことで、
OH~音質改善とセットになります。
最後の音質改善が簡単におこなえるかどうかという意味合いが判りかねるのですが、
(時間・自分で施工する・音質改善だけする)
当方で行う場合、技術的にいろいろ行いますのと、中を見てもらえばわかりますが
かなり、狭いスペースに詰め込んでいて
ばらばらにするのに、手間がかかりますwww
OHでどのみち、ばらばらにして細部までさわりますので、このときに音質改善をしていただくと
解体が二度手間にならないので良いです
OH前提については
http://longingforaudio.blog.fc2.com/blog-entry-21.html

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