当方がいろいろな機器を、改善していった結果
やはり、WADIA6LTD(改)Blue
ーあるいは、WADIA6SPIRT(改)Blueー
ほどに、音楽シーンを
まっとうする機器はない。
と、いう結論に至っています。
これは、どうしたものか・・・
例えば、巷で人気のA727とか。
Blueまでもっていっても、
6Blueほどの音にならない。
おそらく、WADIAのつくりにより
DC~2MHzまでの音が出る。
これが、大きい。
では、同じくWADIA-Blueなら
6Blueと同じくらいの能力をもつかというと
持たない。
「えもいわれぬ圧倒感」
「沈み込みの透明さ」
他、いろいろ、特筆するものがあるので書き出すと
それだけで話が終わりそうなので、1部分だけ。
WADIAなら、どれでもそうだろうと思っていたのだけど・・・
実際、Blueまでもっていったときに
歴然とした差がでてきて、
差というより
核の違い。と、感じる。
事業上の秘密になるところもあるので
全部は書きだせないが
例えば、16
アフターワークが違う。
LSIが違う。(心臓というか、脳というか)
これが、熱に弱いタイプ。
ヒートシンクをつけている。
WADIAは、あの分厚い筐体で
一定の温度になる(電解コンデンサ―の伝導率が一番よくなる)のに
最初は72時間要する。
それくらい一定の温度に上げることを重視しているのに
16は、あの余裕のある筐体のくせに
ヒートシンクをつけている。
それも、きちんと蓋をしないと
(ヒートシンクが働くようにする)
演奏してくれない。という念の入れよう。
他、
基板上の整頓ができておらず、
素人?がつくったような配列。だ、とか。
なので、いまいち、音が粗い。
気が付く人は気が付いているが
太い音つくりをしているので
メリハリに騙されて気が付けない人も多い。
機器は素性とよく言うが
WADIAでも、中をきちんと見てみると
素性が・・あまりよろしくない。と、言いたくなるものもある。
むろん、Blueまでもっていけば
どの機器でも、
元のものとは比べ物にならない出来栄えになる。
で、あるが、なぜに
6は、ここまで違うのかと思う。
はっきり言って、
次々新製品を出すよりも、
6を、とことん改善していったらよかったのに。
と、WADIA社に対して、そう思う。
結局
量産体制をとっても、
最終的に、例えば
LSIは1万個つくったら、
それ以上は作らず、製造する機械も処分解体。
ほかの部品に、いくら代替品ができても
心臓・脳部分がなくなってしまい
スイフトカレン機構とか作っても、
これも、いまいち。
結果が出てこないうちに、売るだけ売れ
と、いう儲け主義なのは、致し方がないが
6、これだけの伸びしろを持った機器の再生産ができないのが悔しい。
おかげで、6Blueを狙う人にとって
手に入りにくい値段になったり
良い現物がなかったり
手荒に扱われていたり
(設置環境を含め)
実際のところ、
状態の良いものが条件だが
6前期型で13万~15万
6後期型で15万~18万
が、相場だと考えている。
どのみち、OHしなきゃならないので、
動作品と不具合品(どこがおかしいかにもよるが)
ほとんど、差がない。
動作しているは、むしろ、酷使という履歴もあり得るし
きれいであっても、熱環境が悪いと
基盤がぼろぼろになってたり・・・
いずれにせよ30年もたつものが
OHせずに
まともな音が出るわけもない。
かつ、OHの概念・定義が理解されていないので
部分的な半田増しとか部分的電解コンデンサ交換だけでも
OHと呼ばれ
もっと、悪ければ、部分清掃だけでOHと謳われる。
このような状態で、
音質改善を行ったところで
まともな音にならないのだが、
OHを行う技術者は、ほぼいない。
当方ともう1件くらい(群馬だったかな?長野だったか?うろ覚え)
で、そのうえで
改善以上になると
もう、いない。
―見かけていないー
OHせず、クロックをつけるとか‥それくらいはいらっしゃるけど・・・
結局、この先安心して使えないし
コンデンサ・半田の劣化は進む。
特に、WADIA6
不足したメンテナンスで
満足してしまうことがないように
と、願わずにおけない。
あれほどの音がでる機器(6Blue)だと
知ってのことであれば
致し方ないと思うが
たいていが、知らぬまま
鳴るから良い
で、ストップしているように見える。
そんな、もったいないことは
やめてちょ~~だい
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