ぴあの☆らぶ

のんびり、たのしく、なが~く
ピアノとおつきあい☆

パロディ?それとも幻想? (ドビュッシー《レントより遅く》)

2020-12-30 20:50:31 | ドビュッシー
コンサートごっこで弾いた曲シリーズ、2曲目。

これはワルツ。
かなり自由に弾いていいみたいで。

いろいろな演奏を聴いてみると、レントより遅く、という題なのに、そうは思えないものもけっこうありますねー

しかも、曲も、ロマンチックなワルツのパロディともとれるし、思い出あるいは幻想の中のイメージ(イメージの中でむしろ美化される)ともとれる。


私はもちろん、イメージの中のワルツ、という解釈で。
デフォルメされた、いろんなシーン。
なるべくなるべくゆっくりのテンポで、現実味を消して。
靄がかかったような印象で。
憧れのような気持ちは残して。

でも、ときどき、イメージがリアルに迫ってくる。

弾くたびに、その姿が変わる。

楽しませていただきました



音の世界を漂う (ドビュッシー《夢》)

2020-12-29 20:33:27 | ドビュッシー
コンサートごっこで弾いた曲シリーズ。

1曲目は《夢》。
今回、ドビュッシーのいろんな曲を弾くなかで思ったのですが、この曲は珍しくどこにも繋がっていないんですね?
絵や舞台や文学や、そういったものと。
他の音楽とも。
私が知らないだけなのかな?

ただただ、この曲の作りだす音の世界で漂う。
標題はついているけれど。
曖昧で不確かな世界。
それも、あっさりテイストの夢幻。
なんだか不思議な感覚。

今回は、この曲がコンサートへの導入になりました。
ドビュッシーの世界へ自然に誘うことができていたら嬉しいな🎶


コンサートごっこ⁉️(笑)

2020-10-29 20:13:00 | ドビュッシー
ここ数年、クリスマスの時期に家で「コンサートごっこ」をしています。聴き手は家の人だけ。
うちでは厚かましくも「ワンコインコンサート」と呼んでいます(笑)
500円ずつ貰うので(笑)
だいたい30-40分くらいのプログラム。

今年はドビュッシーを、とリクエストがきて、いま、頑張っているところ。

《子供の領分》から4曲。
《夢》《レントより遅く》《月の光》
《アラベスク》2曲。

というプログラムにしました。
全くの新曲もいくつか。

この秋は、ドビュッシーさんと共に過ごします

それでも好きだから (ドビュッシー《夢》)

2020-10-03 22:09:16 | ドビュッシー
知る人ぞ知る、ドビュッシーの小品《夢》

むかし弾いたときに調べたら、作曲者本人はあまりこの曲を評価していなかった、と書かれていました
ご本人が好きと思わなかった曲を弾くのもねえ、という感じで、なんとなく遠ざかっていたのですが。。。

久しぶりに引っ張り出してきて弾いてみると、やっぱり好きだなあこの曲、と思えて

創り手さんに愛されていないかわいそうな曲を、私がかわいがって大事にしてあげようと、なんかヘンですけど、そんなふうに思いました




この季節、涼やかに (ドビュッシー〈小舟にて〉)

2018-07-27 21:08:31 | ドビュッシー

今日は連弾パーティというイベントに、中学高校時代の友人と参加してきました。

ドビュッシーの《小組曲》から、〈小舟にて〉と〈バレエ〉を弾きました。

友人とは、あんまり頑張りすぎないでおしゃれに弾きたいね、と話していました。

さて、本番はどうだったかしら。

 

賑やかで楽しい曲が多い中で、清涼剤のようだったと言ってもらえて嬉しかったです