恩田陸『クレオパトラの夢』
神原恵弥シリーズの第2弾です!今作はついに主人公として登場しまして、彼の生まれ育った境遇など、よりパーソナルな部分が掘り下げられておりましたね。しかも舞台が北国のH市。明らかに函館...
湊かなえ『ポイズンドーター・ホーリーマザー』
今月は旅続きで、新幹線や寝る前に読んでいましたが…ゾクゾク、ぞわぞわ、恐ろしいなぁやっぱり湊さんの作品は、という感想です。光文社のサ...
グレアム・スウィフト『マザリング・サンデー』
確かどこかで書評を目にしていて、1924年のイギリスか~しかもメイドのお話…と、その時代へのアンテナが敏感となって...
『憂鬱な朝8』
ついに日高ショーコ先生の『憂鬱な朝』が最終巻を迎えました。読んでから1週間以上経ってしまいましたが、すごく良いラストだったので、心地よい余韻を楽しんでいました。最終巻(8巻)のあら...
寺地はるな『月のぶどう』
最近好きになった寺地はるなさんの本。それも、私の好きなワインに関連しているなんて、読まないわけにはいきませんねー。ポプラ社のサイトより、あらすじです。大阪で曽祖父の代から続くワイナ...
恩田陸『ブラック・ベルベット』
神原恵弥シリーズ第3弾!やぁ~っとここまで来ました。まずは双葉社のサイトからあらすじです。魅惑のウイルスを求め、世界中を飛び回る凄腕ウイルスハンター・神原恵弥。彼がこの度訪れたのは...
ダニエル・L・エヴェレット『ピダハン―「言語本能」を超える文化と世界観』
珍しく単行本で、しかもフィクション。アマゾンの少数民族である「ピダハン」の居住地域に、キリスト教の伝道師として入った著者。村での暮らしや人々の考え方だけではなく、言語学者としての研...
ハリエット・アン・ジェイコブズ『ある奴隷少女に起こった出来事』
タイトル通り、奴隷だった少女が成長するまでを記録した本です。著者であるハリエット自らの経験が、すべて仮名にして書かれていますが、当初はある少女が主人公のフィクションとして埋もれてい...
恩田陸『七月に流れる花』
「かつて子どもだったあなたと少年少女のための」を合い言葉に創刊された「ミステリーランド」のシリーズで、『八月は冷たい城』と2冊同時刊行された本書。講談社タイガで文庫化となったので2...
恩田陸『八月は冷たい城』
『七月に流れる花』との連作となるこちら。記憶が新しいうちに読んでしまいました。これは順番に読むべき作品ですね~。まずは講談社のサイトよりあらすじを。夏流城(かなしろ)での林間学校に...