アニコム損害保険株式会社は、肝臓週間に合わせて、犬の肝・胆道系疾患発症割合に関するデータの集計を実施し、結果を発表しました。
集計の結果、犬種別肝・胆道系疾患発症割合平均は2.4%で、肝・胆道系疾患発症割合が最も高かった犬種はマルチーズ(4.9%)。次いでミニチュアシュナウザー(3.8%)、ヨークシャー・テリア(3.6%)と続き、大型犬よりも小型犬の発症割合が高い結果でした。
年齢別肝・胆道系疾患発症割合では、0歳(1.0%)から年齢を重ねるにつれて発症割合が増え、特に4、5歳以降の増加が顕著。性別による大きな差はないものの、7歳まではオスの発症割合が僅かに多く、8歳になるとメスの発症割合がオスの発症割合を上回る結果であった。
[ 犬種別肝・胆道系疾患発症割合 ]
1. マルチーズ (4.9%)
2. ミニチュア・シュナウザー (3.8%)
3. ヨークシャー・テリア (3.6%)
先天的な奇形や体質、ウイルスや細菌による感染、有害物質の摂取や偏った食事など様々な原因で発症します。
肝臓は、外見からは異常に気付きにくいのが特徴です。
血液検査やレントゲン検査、エコー検査などの健康診断が早期発見に有効です。
食生活で愛犬を守ってあげましょう。
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