映画のセリフに感動する

自分がシナリオを書く人間だから、という訳だけではなく、一人の庶民として、素敵な言葉にしびれる。
演劇も映画も観るのは演技よりも、セリフ、その次に俳優のアクションや演技、目のやり方などの繊細な動きだ。

昨日観た映画の１つ「Before sunset」で、行き違った二人の男女が、寄りを戻そうとするなかで楽しむ会話のやりとりに引き込まれた。

メモができたなかで、
「人生は一瞬一瞬の出来事で創られている」
「人との出会いで深く感動する」
「幸せとは、夢を叶えることで何かを所有することではない」
「物事の改善って一日一日の積み重ねを楽しむこと」
「大きな革命を考えるのではなく、１つの小さな良いことを積み重ねることが大事」
「欲を捨てきれば満足する」
「あくなく欲望って良いよね」
「人間は楽しんで成長する」
「精神的に豊かになりたくてがんばる」
「情熱を行動に移す」
「男女の営みの時に、どんな言葉を聴きたいかを前もって聞いておく」
「人はそれぞれ美しくて見ていると忘れられなくなる」
「若い時は出逢いっていっぱいあるって思うけれど、現実はまれ」
「物事は起こるべきして起こっている」
「尊敬している人間は、自分以外の誰かのために命をかけている」
「結婚とは、覚悟を決め、不満があっても暮らしていく」

この映画は、二人の男女の会話がとても楽しくて、お互いの気持ちをはかりながら、正直に伝えあっている。
こういう会話をパートナーとできたら、食事をしてもお茶を飲んでも、楽しいだろうなあ、とあこがれる。
この映画は何度も観たいリストに入っている。
ＤＶＤを買おうかな。

良い映画に感謝。