今日観た映画で

昨日1回、今日2回、この映画を観た。

第二次世界大戦、ドイツ軍占領下の北フランス、ノルマンディを舞台に、夫と二人の子供と貧しい暮らしをしていた主婦マリーが、違法の堕胎で金を稼ぐことによって、暮らしが良くなる。が、愛人もでき、有頂天になったマリーが国家反逆罪による極刑を求刑される。

堕胎の罪を重く裁かれていた。

夫をもう愛することができなくなった。
愛人とは愛し合い、魂を解放できた。

違法の堕胎も、医学的には危険なやり方で、一人が亡くなった。

お金が無い苦しい生活はこりごり、というマリーが、違法の堕胎ではなく、正規の何か事業でお金を得ることを考えて働いていたら、と考えても無駄だ。
今の日本という良い国と良い時代でぬくぬくと暮らしている自分には、戦争中の厳しい時代にお金がなく子供を育てなくてはいけない主婦マリーの困窮は想像できない。

残されたマリーの子供たちがその後どんなに辛い寂しい日々を送ったか。
マリーを告発した夫は、子供たちを守ったか。
それらを想像しながら、映画の終わりのテロップを眺めた。

今日も良い映画を観て、感謝の一日。