父の笑顔

なぜすぐに元気になったか。
食事を全部食べることができたから。
父の顔色が全然違う。
食事の内容が良い、浣腸をしてもらって排便ができた、ということもあるが、大きな要因を知った。
父は食べるのが遅い。
右手が不自由なので、箸を動かす動きがぎこちない。
父が住むグループホームは食堂で、入居者全員が一緒に食べる。
その際、父の前に座る方が、ずっと父が食べる様子を見ているという。
その方と父はあまり仲が良くないようだ。
父は彼の悪口をいつも言うから、相手も父のことを良く思っていないだろう。

何事も人間関係で幸せ感が異なるようだ。
それで父が食欲を失くし、入院するなんて、なんということだろう、と学ぶ。
相手の方を責めるのではなく、父の器の小ささを責めるのではなく、どこもそういう小さなほころびで、ストレス過剰になって、病気になったり、おかしくなるのだろうか。

相手は相手。
これからの日本はますます老人がこのように他人同士で暮らすことが多くなる。
ご夫婦や家族で暮らしても、いろいろな不満が出てくるなかで、いろんな慣れや許しがある、人間関係を創っていきたい。

あ～、私の老後は、トレーニングしていつも笑顔で人と話しているイメージを描く。
だから今からトレーニングをするのだ。
健康が一番の財産。
感謝感謝