ありがとうのブログ

毎日、家族や仕事関係の人たちとのふれあいで感謝していることをつづります。

父の入院

2015年05月09日 17時11分13秒 | Weblog
85歳だから、もう何があっても不思議ではない年齢だ。
今は愚痴と恨みつらみを吐く父でも、父が働く姿は美しかった。
一所懸命誠実に1つ1つの仕事を良い完成のカタチで納品していた。

派手な女遊びもせず、一生を仕事を忠実に誠実にしてきて、家族のために努力してきた。
そんな父が好きだ。
血は通っていなくても、立派に私を育ててくれた。
感謝の気持ちいっぱいだ。

今回の入院で、緊急で命を終えるような病気ではないことは、医者も経験豊富なホームの方もよくわかっている。
だが、自分は、父が食事をとれなくなってきていることに、そろそろ別れの心の準備をしたほうがいい、と覚悟している。

胃瘻などの延命措置を問われる。
断る。
それが何度繰り返されたことか。

検査入院と食欲体力を戻す目的のもので、最後は、ホームで父をよくしてくださった方々に見守れるように、とは想像している。
もちろん自分はそばにいる。

願わくば、最後の半年でも、アルツハイマー症の母と一緒に同じホームで住まわせてあげたいのが希望だ。

父に感謝の気持ちを伝えたのが、2日前。
今日は病院のベッドで、冷たくなった手を暖めて、二人で居眠りした。
父はベッドで横になり、私は折り畳み椅子で座ったままだったが、父と娘の良い時間だった。

帰宅して、4時過ぎに遅い昼食兼用の夕食を食べる。
缶ビールを飲む。
自分としても、今日は顔晴った日だ。
心身を休めたい。
明日も父を見舞う。
自分と言う娘をよく育ててくれた感謝の気持ちだけが、行動を起こす。
感謝


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