京極盛氏の講演

研究者や学者の方の、統計や理論から導かれた話も説得があるが、実業の方の経験を元に話される内容は、心に響く。

ニッカポッカの作業着でお仕事をされる職人さんに、経営感覚をつけられるような人材育成の勉強会を促進し、ゼネコンの役員が、すごい会社だと見学に来られ、この職人集団に仕事を発注したいと指名されている、という現状を話されていた。

学ぶ気持ちが今までになかった職人さんを、やる気にさせて勉強させて、自分はかっこいいんだと自信をつけられている。

自分は人と話すことや勉強が嫌いだから、ニッカポッカを着て身体をはった仕事をするしかない、という思考パターンから、ニッカポッカでも、ホワイトカラーよりも自分に自信をもって仕事をしているという職人さんにされているのだ。

そして京極氏自身のスーツ姿が引き締まった身体つきで雄々しく、カッコいい。
京極氏は、職人上がりではない。前職は、ただのサラリーマンだったという。

そして、あきらめないで、職人さんに愛情を注いで、その職人さんが光り輝いて外部から評価をもらって幸せに仕事をされている、からだろうが、京極氏自身のオーラが輝いている。

人へ愛情。仕事への愛情。オーラは全て愛情が結晶となるのではないか。
感謝