松下氏が社会に対しての思いは、「不幸を無くしたい」「全ての人を幸せにしたい」
松下氏の事業を起こす理由
・世の中からのSOSのサインを受け取る→解決する
・不可能だと思われることを可能にするため
・こうあってほしい、こうしてほしい、こうすれば便利で幸せだという商品やサービスを企画し製作し、販売する。これは、中小企業が取り組みやすい事業だ。
松下氏の事業を成功させる3つの条件
1.絶対条件として、経営理念を確立すること。しっかりと確立させていれば、その会社の事業は半分成功しているものだ。
2.必要条件として、社員、協力会社、取引会社の人たち一人一人の個性を最大限に活かす環境を創る。これで8割がた、その会社の事業は成功する。
3.残り2割りは、戦略戦術だ。
1)経営理念の確立について
<1>経営理念は、企業の顔、生命、魂。錦の御旗
<2>経営のものさし、価値判断。儲かるか儲からないか、ではなく、やろうとする事業が自社の経営理念に沿っているかどうか。「その事業は、松下がやらなあかんのか?」
<3>経営理念を聞いたら、元気の源泉にあるか、世界のどの国、時代が変わってもわかる内容なのか。
2)社員・人財尊重
<1>社員はただの社員ではなく、生命そのもの。社長はまとめ役、リーダー役。社員と思いを1つにして、まい進する。
<2>無から有を生み出す。マーケットの未開の原野を切り開き、創る。
<3>自ら変化を起こせ。自ら歴史を創る。「変化に乗り遅れるな」は、実際はない。変化に気づいた時に、乗り遅れている。
事業は出来るか出来ないかではなく、うちの会社として、やるべきか、と問う。
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