きっちりやってすっきり

ある原稿のチェックだが、ボリュームと目の疲労が重なって、予想よりも時間がかかった。

３度読んでも、理解が厳しいところが出てきたりした。

そういうときは、ちょっと一休みして、身体を伸ばしたりして気分転換して、また取り組むと、「あーそうか、こういうことか」と気づいて、確認することができた。

冷房の効きすぎている部屋で、８時間近く原稿読みをしていると、限界をちょっとだけ感じた。

原稿の山の高さが３センチくらいになったときに、来週火曜水曜でも良いですよ、という担当者の言葉を聴いた。

しかし、「これは今日やると決めたではないか」と心に問うて、やりきることができた。

終わって、寒い部屋から外の少し涼しいくらいの風の中へ出たときには、ほっとした。
放心状態で地下鉄の駅へ向かっていると、電話がかかる。

私ではない、情報を知る方を紹介し、電車に乗る。

これから帰宅して重いかばんを置いて、食材を買いに行こう。

すっかり連休モードだが、やることは山ほどある。
それでも、開放感をちょっと味わって、明日に備えようと思った。
感謝