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ありがとうのブログ

毎日、家族や仕事関係の人たちとのふれあいで感謝していることをつづります。

天候大荒れで湿気を含んだボタ雪が降る

2010年01月02日 14時41分29秒 | Weblog
湿気を含むボタ雪は、故郷北陸の雪の特徴だ。
実家にいた小学校から高校生時代、雪かきでも、雪が重くて、家の前の雪かきは力があって時間がある私が当然のようにしていた。

晩御飯の後、入浴時間までの間の1時間ほどを雪かきに当てていたが、翌朝膝くらいまで積雪があると、前の晩自分がした雪かきは無駄にはなって残念だったが、朝も出来るだけ雪かきをしていた。

両親が自宅工場で夜遅くまで仕事をする日々で、父が車を出すにも不便なので、雪かきくらいは私がしてあげたかった。
睡眠不足で体力気力のギリギリまで仕事をしている両親の後姿は、今でも忘れない。

だから家事は自分が担当した。母は家事が得意ではなかったので、自分がやらないと家中が汚れ放題になるな、という危惧をもっていたのだと思う。

3日に一度は、掃除や洗濯をし、家の中が綺麗になるというより、整然としていると自分の気持ちがすっきりするという気分を味わっていた。両親も工場から自宅に戻ると散らかっていると、気分がイライラして衝突していたように感じていた。

食事は、野菜を煮て、肉を焼くか煮魚をするかが母の担当で、お米を洗ったり、食器を洗ったり、スーパーに買い物をするのは、私が担当していた。

小学生の時は、友達が家に来ておしゃべりをしながら洗濯物を干していた。

別に良い子だったことを懐かしんでいるのではなく、両親が自宅で自分の目の前で一生懸命に仕事をしていると、自然と自分が家事をやらないと誰がやる、という思いをもって、静かにやっていたのだ。

その代わり、私には小学生時代から高校生までは興味のある習い事をやらせてもらい、高校生時代は、好きな読書のための本を購入するおこずかいは、豊かだった。

ボタ雪だけで、ふるさとの子供時代を思い出させてくれて、ほのぼのとする。

感謝







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