ありがとうのブログ

毎日、家族や仕事関係の人たちとのふれあいで感謝していることをつづります。

息子について

2016年08月23日 15時53分39秒 | Weblog
ニュースで、中学受験勉強をしない息子を父親が殺害した、と聞く。
その父親は、私立有名中学受験勉強をしない、という息子を許せなかったのか。
殺害までいくと、異常なまでの執着だ。

うちの息子。
大学受験勉強に今までは熱心ではない。
高校時代に熱中した演劇の講座に通って、脚本を徹夜でも書き、演劇にも出演したようだ。
自分のアルバイト代でその講座の授業料を支払って、バイトのシフトを調整して、やり繰りして演劇の勉強をしているようだ。
大学受験勉強よりも、そちらの勉強を優先しているようだ。

高校時代も、大学受験勉強よりも、所属した演劇部の脚本を書き、後輩の面倒をみていたようだ。
だが、自分が志望する国立大学受験が残念な結果となっても、大して悔しいというところを見せなかったから、そんなに志望していないのかもしれない。

先日めずらしく話をする時があり、小学校中学校と一緒に野球部仲間だった同級生が、同じ志望の大学に入学した後、息子がバイトしている飲食チェーンに仲間と一緒にやってきたという。
その男子の家は、裕福な家庭で、その彼も受験勉強は熱心にしただろう。
受験高校に通い、部活もせず、受験勉強だけの高校生活だったのかもしれない。

その際に、その同級生は、息子の視線を避けたという。
避けたことに対して、息子は怒りもせず、ただ、軽いノリの生活をしている姿を感じたという。

息子は何事も一所懸命に取り組む。
バイトも、遅刻も無断欠勤もない。
むしろ、20分前には、入っている。
窓ガラス越しに、遠くから働いている様子を5分ほど眺めていた。
一所懸命に取り組んでいる様子が見て取れる。
前に友人の飲食店に皿洗いの手伝いに行かせた時も、友人のお店の方たちは、息子の働きが良い、研究熱心と褒めていた。

息子は、何をやらせても要領をすぐにつかんで、研究熱心に取り組む人間だと誇りに思っている。
だから何をやるか、だ。
大学卒業の学歴をただもらうために、奨学金の借金を背負うのは、無駄で愚かだと希望する学部がある国立一本で受験した。

ただ、この半年、来年の春にどんな姿になりたいのか、を考えて悔いのない行動をしてほしいと祈る。
来春の受験がダメなら、就職するという。
それでいい。
親である私はただ、見守り、祈る。
息子が幸せを感じる人生を歩んでほしい。

すべてに感謝。



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