本が集中して読める場所

変な癖かもしれないが、自宅で読書をすると、眠くなることが多い。

自宅で本を読むとなると、TVが気になる。
wowowを選択すれば、映画を観てしまいがちになる。

外での待ち時間だと、それしか楽しみがないから、集中できる。

電車に乗っているときも、時間を気にしなければ、本を読む。
もし、乗り過ごしてしまっても、折り返せば良いから、楽なもんだ。

しかし、通勤や移動で、時間に余裕がないときは、本を開くことはまずない。
乗り過ごさないように、降りるべき駅でちゃんと降りることに集中しないといけない。

仕事のことをあれこれ想像していれば、あっというまに降りる駅に着くから、それでいい。

でも、本の中毒になりかかっている私は、バッグに入っている本が読みたくてたまらない。

薬物中毒や何かに依存してしまいがちな方の、切れた時のそわそわした気分は、私にとって読む本が手元に無い場合の心許無い寂しさと似ているかもしれない。

しかし、私は幸運にも薬ではなく、本だったから、社会生活が営めるのだろう。

それでも、学生時代は、本ばかり読んでいて、部屋にこもったときがあった。
それはそれで快楽だったなあ。
感謝