今日の取材

取材内容と異なるテーマで、凶悪事件の被害者家族を取材する記者の懊悩を伺った。
被害者の死に精神的にも錯乱している遺族を取材して、掘り下げる仕事は、精神的に大変だろう。

知り合いで、子供が不慮の事故で無くなった方がいるが、今はひっそり暮らしておられる。
その事故当時、その家の近所や目撃者に取材をされているマスコミの方がおられて、どちらも気の毒に感じていた。

思い出したくないその事故の事実、状況のフラッシュバック。悲しみをどうして伝えなければならないのか、という遺族の叫びに、どのように対応するのか。

記事を書く仕事。事件の裏側から何かを嗅ぎ取る、社会正義の精神が問われる。
繊細な神経をもちながら、情に流されてはいけない。

その記者は、自分なら話しても良い、と言われるように自分磨きをしていきたいと名言した。

自分も自分ならまかせても良い、一緒に成功したい、と言われるような人間になりたい。

感謝