「習性の自覚」

ＴＶ「英雄たちの選択」をよく観る。
歴史のお勉強として、学ぶことが多い。
中学高校の歴史の教科書に載っていない、歴史の裏事情や、歴史を変えた英雄たちの苦悩や人間像を教えてくれる。
歴史家、作家、心理学者などが、円卓について、各々、歴史上の英雄たちのとった行動や背景について、持論を展開して、知識からくる人生観を学ばせてくれる。

「もう一度学ぶ歴史」と称して、山川の教科書を日本史と世界史を交互に読み直して１年以上になる。
それでも、日本人と諸外国の人間性、歴史にある事情からつながる外交や国の状態がよくわからない、というのが正直なところだ。

なぜイランとイラクやその周りの国々とうまくいかないのか。

韓国と日本は報道ではどうして歴史観でもめているのか。

中国と日本、ロシアと日本で国の領土に関して、未だに双方納得いかないのか。

これらの報道について、諸外国の要人から質問されたらどう答えるのかを、考えたいのだ。

その際、日本人としての陥りがちな思考と行動について知っておくと、考えやすい。

そして、今日、見たこの番組で、歴史家が、「習性の自覚」があれば、気をつけること、歴史上のいい影響、良くない影響を学んで、この国、世界の平和や人々の幸せを伝えていけるのではないか、と思った。

学べば学ぶほど、無知を知り、もっと知りたくなる。

すべてに感謝。